【MINIクロスオーバー 改良新型】エクステリアデザイナー「幅広でたくましい姿形を強調」

MINIクロスオーバー 改良新型
MINIクロスオーバー 改良新型全 8 枚
ビー・エム・ダブリューは9月30日、外観デザインの見直しやセンターディスプレイのフラットパネル化などの一部改良を施した『MINIクロスオーバー』を発売した。価格は430万円から609万円となっている。

MINIのエクステリアデザイナーを務めるクリスティン・ズリアン氏はビー・エム・ダブリューが同日行ったオンライン発表会で今回のデザイン変更について「新しい黒のトリムラインがMINIらしさを生み出している。ヘッドライトは象徴的な輪郭を描き、中には先進的なライト設計技術を備え、内部の形状が垂直的なエクステリアのアクセントとなっている。四隅にあるALL4エレメントはエアロ形状を際立たせ、新しいクロスオーバーの幅広でたくましい姿形を強調している」と説明。

さらに「六角形のフロントグリルはより精密かつ技術的になり、シングルブレードと幾何学的なメッシュは『GPショー・カー』からアイディアを得ている。機能的な下部のグリルは垂直の吸気口と最新式のフォグランプを備え、次なる冒険への道程を照らす」とも述べた。

テールランプは今回の一部改良で他のMINIモデルと同様に英国国旗をモチーフにしたデザインへ統一された。ズリアン氏は「ユニオン・ジャックを模したテールライトは英国伝統を最先端技術の中に表現している。濃い陰影の付いた3Dガラスで下側のライトを再現し、ひと目でMINIだとわかる。リアはクリーンですっきりした形状になっている。外橋に配された垂直のオール4エレメントがクロスオーバーの幅広の姿形を際立たせ、アンダーボディプロテクションがたくましさを強調している」と解説した。

一方、インテリアの変更に関してビー・エム・ダブリューMINIディビジョンの丹羽智彦プロダクト・マネージャーは「MINIのアイコンでもあるセンターリングはフラットパネルデザインを採用したことでフレッシュな印象を与える」と話していた。

パワートレインは最高出力150PS/最大トルク350Nmおよび同190PS/同400Nmの2タイプの2リットル直列4気筒クリーンディーゼルエンジンのほか、WLTCモードで約53kmのEV走行が可能なプラグインハイブリッド、またハイパフォーマンスモデルのジョンクーパーワークスには最高出力306PS/最大トルク450Nmの2リットル直列4気筒ガソリンエンジンが搭載される。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  3. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る