ランボルギーニのプロトタイプの写真、サーキット専用ハイパーカーにスピードスターの可能性

ランボルギーニ・エッセンサ SCV12(参考)
ランボルギーニ・エッセンサ SCV12(参考)全 22 枚

ランボルギーニ(Lamborghini)のモータースポーツ部門の「スクアドラ・コルセ」は10月2日、開発中のプロトタイプの写真を、公式ツイッターを通じて公開した。

写真:ランボルギーニ・エッセンサ SCV12(参考)

このプロトタイプは、そのフォルムから判断して、ランボルギーニが7月に発表したサーキット専用の新型ハイパーカー、『エッセンサSCV12』のスピードスター版の可能性がある。エッセンサSCV12は、スクアドラ・コルセによって開発され、ランボルギーニのデザイン部門の「チェントロスティーレ」がデザインを手がけた。世界限定40台が生産される予定だ。

エッセンサSCV12には、ランボルギーニ史上最強のV12エンジンを積む。自然吸気の6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力830hpを発生する。トランスミッションは、6速シーケンシャル「Xtrac」を組み合わせた。後輪駆動の軽量シャシーの構造要素として、シーケンシャル6速ギアボックスを組み込むことにより、重量を軽減して重量配分を最適化しているという。

また、アルミ製のフロントフレームとカーボンファイバー製モノコックによる構造が、最高レベルの安全性を追求する。新世代のカーボンファイバー製モノコックのおかげで、1.66hp/kgの優れたパワーウェイトレシオを実現した。

サーキットでも最大限の俊敏性と安定性を確保するために、プッシュロッド方式のリアサスペンションを採用した。ブレンボモータースポーツが開発したブレーキシステムを装備する。フロント19インチ、リア20インチのホイールは軽量なマグネシウム製で、タイヤは専用のピレリ製スリックを履く。

このエッセンサSCV12に、スピードスター版が登場する可能性がある。フロントウインドスクリーンのないスピードスターボディと、ランボルギーニ史上最強のV12エンジンの組み合わせは、刺激的なパフォーマンスを生み出すと推測される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. xEV時代の“痒いところに手が届く”サプライチェーンとは、名古屋大・山本教授が長瀬産業の最新ソリューションを解説PR
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  5. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る