メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は10月6日、投資家向けに開催したバーチャル説明会において、「ヴィジョン EQXX」と呼ばれる新たなプログラムを立ち上げた、と発表した。
ヴィジョン EQXXは、メルセデスベンツの次世代のEV開発におけるエキサイティングな次のステップになるものだという。その目的は、驚異的な効率と航続を備えた次世代EVを開発することにある。
ヴィジョン EQXXでは、ドイツ・シュトゥットガルトに拠点を置くメルセデスベンツの部門を超えたエンジニアリンググループが、EVの航続と効率の限界を押し上げることを目指す。この取り組みは、英国のメルセデスベンツF1 HPPグループのサポートを受ける。
また、メルセデスベンツは、次世代モーターの「eMotors」の開発に、モータースポーツにインスパイアされた開発スピードを導入していく。
メルセデスベンツの新型EV 3車種のプロトタイプ(左からEQE SUV、EQS、EQE、参考)なお、ヴィジョン EQXXはテクノロジープログラムだが、量産車に早期に搭載されるイノベーションをもたらすことが期待される、としている。