プジョー『e-208』、小型EVオブザイヤー受賞… ホンダe を抑える

プジョー e-208
プジョー e-208全 8 枚

プジョーは10月8日、新型『208』のEVの『e-208』(Peugeot e-208)が、英国『WHAT CAR?』の「エレクトリック・カー・アワード」において、「エレクトリック・スモールカー・オブザイヤー」を受賞した、と発表した。

新型208に初設定されたのが、EVのプジョーe-208だ。プジョーe-208は、「e-CMP」と呼ばれる電動モジュラー車台をベースに開発された。EVパワートレインは、モーターが最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生する。バッテリーは、蓄電容量が50kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電で最大450km(NEDC:新欧州サイクル)の航続を備える。

バッテリーの充電は、家庭用コンセントでおよそ16時間だ。三相コンセントでおよそ5時間15分。出力100kWの急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量をおよそ30分で充電できる。3種類のドライブモードとして、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」を採用した。このうち、スポーツではパフォーマンスが重視され、0~100km/h加速は8.1秒の性能を発揮する。

このe-208が、英国『WHAT CAR?』のエレクトリック・カー・アワードにおいて、エレクトリック・スモールカー・オブザイヤーを受賞した。ホンダの『ホンダe』、ルノー『ゾエ』新型の両EVを抑えての受賞となった。

プジョー e-208プジョー e-208

審査員は、「プジョーを選択し、パワートレインを選択する」というプジョー独自の哲学に感銘を受けた。これにより、顧客はフルEVのe-208、ガソリン車、ディーゼル車の新型208から選択できる。プジョーによると、3車の間で、実用性、仕様、機能に妥協はないという。

また、審査員は、プジョーの最新の3D「i-Cockpit」を備えたe-208のインテリアも高く評価した。プジョーのしなやかなサスペンションと実用的な航続も、高得点を獲得した、としている。

プジョー e-208プジョー e-208

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  4. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
  5. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  6. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  7. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  8. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  9. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  10. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
ランキングをもっと見る