近鉄の80000系『ひのとり』に8両編成が登場…『アーバンライナー』を一部置換え 11月21日から

2度目の増発となる近鉄の80000系『ひのとり』。
2度目の増発となる近鉄の80000系『ひのとり』。全 3 枚

近畿日本鉄道(近鉄)は10月13日、80000系を使用する新型特急『ひのとり』を11月21日にさらに増発すると発表した。

『ひのとり』は3月14日、80000系6両編成3本により大阪難波~近鉄名古屋間の名阪特急、大阪難波~近鉄奈良間の阪奈特急で運行を開始。6月には4本が増備されて7本となり、現在は名阪特急で平日10往復・土休日11往復、阪奈特急で平日2往復・土休日1往復が運行されている。

今回の増発は、レギュラー車両2両を増結した8両編成1本が登場することによるもので、名阪特急では平日の大阪難波発9・11・15・21時、近鉄名古屋発8・12・16・21時、土休日の大阪難波発7・13・17・18時、近鉄名古屋発8・10・13・20時発の列車が『アーバンライナー』から『ひのとり』に置き換えられ、『ひのとり』による名阪特急は平日が14往復、土休日が15往復となる。

一方、阪奈特急では平日の2往復が『アーバンライナー』から『ひのとり』に置き換えられる。対象列車は大阪難波発18時40分・23時20分、近鉄奈良発8時7分・19時44分。

なお、2021年春には名阪特急のうち、毎時00分発の列車や停車駅が少ない列車(平日15往復・土休日19往復)がすべて『ひのとり』による運行となる。

また、21020系『アーバンライナー・ネクスト』、21000系『アーバンライナー・プラス』がこれらの置換えで捻出されることから、名阪特急では大阪難波、近鉄名古屋毎時30分発の列車や主要駅停車の列車17往復のうち、平日16往復、土休日14往復が『アーバンライナー』で運行されることになる。残る列車も2021年春には『アーバンライナー』に置き換えられる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 新型EV『マツダ6e』、欧州で今夏発売へ...日本のおもてなしを体現
  4. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  5. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る