ロータスカーズ(Lotus Cars)は10月12日、電動化に向けて、英国ヘセル工場のアップグレードを行った、と発表した。
ロータスカーズは、数百万ポンドを投資し、ヘセル工場に最先端のエンジニアリングテスト施設を開設した。この施設はロータスエンジニアリングが使用し、新たなパフォーマンスカーの開発を進めていく。新施設で開発される最初の製品は、2021年に発表される予定だ。
今回のアップグレードでは、2021年に発表予定の新型スポーツカーの工場と、EVハイパーカーの『エヴァイヤ』専用の製造ラインも設けられた。どちらも施設も2021年内に、稼働する見通しだ。
また、電動パワートレイン用のテスト施設が設けられた。ロータスカーズのエンジニアは、モーター、ギアボックス、各種電子機器を含めたEVパワートレインをテストできる。専用のソフトウェアはモーター制御システムと通信し、パワートレインを車両に仮想搭載した状態で、パフォーマンスをテストし検証することを可能にしているという。
改修されたロータスカーズの英国ヘセル工場ロータスカーズは、軽量化とダイナミクスの向上は、より効率的なEVを開発する上での主要なテーマであり、ロータスのコアバリューに直接リンクしている、としている。