ロータスが電動化を推進、新型車を2021年に発表へ…英工場を改修

改修されたロータスカーズの英国ヘセル工場
改修されたロータスカーズの英国ヘセル工場全 4 枚
ロータスカーズ(Lotus Cars)は10月12日、電動化に向けて、英国ヘセル工場のアップグレードを行った、と発表した。

ロータスカーズは、数百万ポンドを投資し、ヘセル工場に最先端のエンジニアリングテスト施設を開設した。この施設はロータスエンジニアリングが使用し、新たなパフォーマンスカーの開発を進めていく。新施設で開発される最初の製品は、2021年に発表される予定だ。

今回のアップグレードでは、2021年に発表予定の新型スポーツカーの工場と、EVハイパーカーの『エヴァイヤ』専用の製造ラインも設けられた。どちらも施設も2021年内に、稼働する見通しだ。

また、電動パワートレイン用のテスト施設が設けられた。ロータスカーズのエンジニアは、モーター、ギアボックス、各種電子機器を含めたEVパワートレインをテストできる。専用のソフトウェアはモーター制御システムと通信し、パワートレインを車両に仮想搭載した状態で、パフォーマンスをテストし検証することを可能にしているという。

ロータスカーズは、軽量化とダイナミクスの向上は、より効率的なEVを開発する上での主要なテーマであり、ロータスのコアバリューに直接リンクしている、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 「国内にもガソリンターボを!」直6ターボ×黒アクセントのマツダ『CX-90』に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る