滋賀県の近江鉄道と子会社の湖北バス、JR西日本は10月15日、JR西日本の交通系ICカードICOCAを、2021年3月27日に近江鉄道バスや湖北バスに導入すると発表した。
これに伴ない、近江鉄道と湖北バスではバス定期券とJR西日本の鉄道用定期券を一体化したICOCAバス定期券を導入。合わせてICOCAポイントサービスも開始するとしており、ICOCA導入エリアでは紙の定期券や回数券が廃止され、大半の定期券がICOCAバス定期券へ移行する。
ICOCAポイントサービスについては、1か月に1000円以上のチャージ残高を利用した場合、1001円以上の利用額のうち15%をICOCAポイントとして翌月に付与するとしている。
なお、近江鉄道の鉄道線については、多額の設備投資を要することを理由にICOCA導入が見送られている。
バスICOCA定期券のイメージ。バス区間の定期券情報が印字されないため、情報が記載された内容控が発行される。