鹿児島本線千早~箱崎間に新駅設置へ…九大箱崎キャンパス跡地活用の一環 2025年の開業を目指す

箱崎キャンパス跡地利用協議会が示している「箱崎キャンパス周辺の優位性と課題」。駅の交通利便性強化が盛り込まれている。
箱崎キャンパス跡地利用協議会が示している「箱崎キャンパス周辺の優位性と課題」。駅の交通利便性強化が盛り込まれている。全 1 枚

JR九州は10月16日、鹿児島本線千早~箱崎間に新駅を設置する協議が福岡市と整ったことを明らかにした。

この新駅は、2017年3月に策定された九州大学(九大)箱崎キャンパス(福岡市東区)の跡地利用計画を踏まえ、「九大跡地利用4校区協議会」からの要望を受けて検討されていたもので、千早駅からは博多方2.3km、箱崎駅からは小倉方1.7kmの地点に設けられる。箱崎キャンパスは2018年9月に、一部施設を除いて福岡市西区への移転が完了している。

箱崎キャンパス跡地は福岡市の中心部に近く、新たな拠点づくりが期待できるとして、JR九州では今後、福岡市が計画している貝塚駅周辺土地区画整理事業と連携しながら、2025年の開業目標へ向けた具体的な準備を進めるが、開業時期については「今後の土地区画整理事業等の状況を踏まえて決定します」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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