あいの風とやま鉄道が富山市内新駅の名称案を募集…2021年10月頃、富山-東富山間に開業予定

富山~東富山間新駅のイメージ(東側)。橋上式の地上駅舎となる。
富山~東富山間新駅のイメージ(東側)。橋上式の地上駅舎となる。全 3 枚

倶利伽羅駅(くりから、石川県津幡町)と市振駅(いちぶり、新潟県糸魚川市)を結ぶあいの風とやま鉄道は10月20日、富山~東富山間に新設する駅の名称案を募集すると発表した。

この新駅は富山市の下冨居(しもふご)地区に設けられるもので、2008年から検討され始め、2011年には設置へ向けた可能性が調査され、候補地に選ばれていた。

2014年には駅舎の位置などについて富山県、富山市、地元関係者との間で調整が行なわれ、北陸本線倶利伽羅~市振間をあいの風とやま鉄道が承継した後に、できるだけ早く開設することが申し合わされた。

その後、周辺の宅地化により利用者増が見込まれる、東側で広大な用地を活用した開発などが予定されているとして、承継からおよそ5年後の2020年1月に着工し、2021年10月頃の開業を目標に工事が進められている。

あいの風とやま鉄道としては、2018年3月に西高岡~高岡間に開業した高岡やぶなみ駅(富山県高岡市)以来の新駅となる。

駅舎は橋上式で、構内は4両編成対応のホームが相対式に配置される2面2線の構造となる。

新駅案の募集は、富山県在住者かあいの風とやま鉄道ファンクラブ会員を対象にしており、「親しみがもてる」ことを条件に、常用漢字、ひらがな、カタカナ表記のものを、ハガキ、FAX、メールのいずれかで1人1点を募集する。

応募は「あいの風とやま鉄道株式会社総務企画部企画課」まで。締切は11月18日(郵送の場合は消印有効)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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