交通安全運動のイメージキャラクターになってほしい、トップは「ドラえもん」

肩にかけるおまわりさん まもってトート
肩にかけるおまわりさん まもってトート全 10 枚

ホンダアクセスは、自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1000人に対し「秋レジャーと交通安全に関する調査2020」を実施。交通安全運動のイメージキャラクターになってほしいアニメキャラは「ドラえもん」等の結果となった。

調査ではまず、全回答者に、普段、どのようなことを心がけて運転しているか聞いたところ、「ゆとりをもった車間距離をとる」(51.9%)が最も高く、次いで、「スピードを出しすぎない」(50.0%)、「急のつく運転をしない(急発進・急ブレーキ・急ハンドルなど)」(46.1%)、「ウインカーは早めに出す」(42.8%)、「むやみに追い越しをしない」「譲り合いの気持ちを持つようにする」(いずれも41.2%)となった。

男女別にみると、女性では「スピードを出しすぎない」は55.2%、「むやみに追い越しをしない」は47.0%、「譲り合いの気持ちを持つようにする」は47.2%、「慣れた道でも油断しない」は46.8%と、男性(それぞれ44.8%、35.4%、35.2%、33.4%)と比べて10ポイント以上高くなった。

次に、6月30日から、あおり運転に対する罰則を強化した改正道路交通法が施行されていることを知っていたか聞いたところ、「内容を詳しく知っていた」は22.9%、「なんとなく知っていた」は58.9%で、合計81.8%。年代別にみると、「知っていた」と回答した人の割合は年代が上がるにつれ高い傾向がみられ、60代では90.0%にのぼった。

また、7月2日から、危険運転の適用範囲を拡大する改正自動車運転処罰法が施行されていることを知っていたか聞いたところ、「知っていた(計)」は74.7%。年代別にみると、「知っていた(計)」と回答した人の割合は、こちらも60代(83.5%)が最も高くなった。

この改正道路交通法や改正自動車運転処罰法の施行時期を境に、6月以前より危険な運転をするクルマが減ったと感じるかを聞いたところ、「非常に減ったと感じる」は3.9%、「やや減ったと感じる」は26.7%で、合計30.6%。一方、「全く減ったと感じない」は14.1%、「あまり減ったと感じない」は55.3%で、合計69.4%となった。あおり運転等の危険な運転をするクルマが減ったと実感している人は3割にとどまり、継続的な啓蒙活動や追加的安全対策の必要性が感じられる結果となった。

運転時にヒヤリとした経験については、「経験がある」は65.0%、「経験はない」は35.0%。居住地域別では、九州・沖縄(69.9%)が最も高く、次いで、北陸・甲信越(68.6%)、近畿(68.3%)となった。ヒヤリとした経験内容については、「前のクルマに追突しそうになった」(29.7%)が最も高く、以降、「すれ違うクルマと接触しそうになった」(24.3%)、「飛び出してきた人と接触しそうになった」(23.1%)、「車線変更時に他のクルマと接触しそうになった」(20.5%)、「カーブで車線をはみ出しそうになった」(17.7%)が続いた。

交通安全運動のイメージキャラクターになってほしい芸能人について聞いたところ、男性芸能人では1位「明石家さんま」「木村拓哉」「嵐」、女性芸能人では1位「綾瀬はるか」、2位「新垣結衣」、3位「橋本環奈」となった。またアニメキャラでは、「ドラえもん」がダントツ1位、2位「江戸川コナン」、3位「アンパンマン」、4位「竈門炭治郎」、5位「ピカチュウ」という結果となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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