ルノーの売上高8.2%減、日産向け生産量の減少などが影響 2020年第3四半期決算

ルノーグループ本社
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ルノーグループ(Renault Groupe)は10月23日、2020年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

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同社の発表によると、グループ全体の売上高は103億7400万ユーロ(約1兆2880億円)。前年同期の112億9600万ユーロに対して8.2%減と、3年連続のマイナスとなった。

このうち、本業の自動車部門の売上高は、89億4800万ユーロ(約1兆1110億円)。前年同期の96億6200万ユーロに対して7.4%減と、引き続き減少した。日産などのアライアンス向けの車両と部品の生産量が減少するなどの影響を受けた。

金融部門の第3四半期の売上高は、7億5800万ユーロ(約940億円)。前年同期の8億4300万ユーロに対して、10.1%減とマイナスに転じた。

ルノーグループのルカ・デメオCEOは、「第3四半期は、量ではなく収益性に重点を置いた戦略への変更を重視した。EVやE-TECHハイブリッドに対する需要が、グループの業績回復に自信を与えてくれる」と述べている。

《森脇稔》

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