【WRC】11月ベルギー戦はキャンセル…コロナの影響、再び深刻に

今季WRC第4戦エストニアの模様。
今季WRC第4戦エストニアの模様。全 4 枚

2020年世界ラリー選手権(WRC)の“次戦”として11月19~22日に開催が予定されていたベルギー戦(ラリー名:Renties Ypres Rally Belgium)が、新型コロナウイルス感染再拡大の影響を受け、キャンセルとなった。10月30日に発表されている。

今季のWRCは3月に第3戦までを終えたところで、コロナ禍による実質的な長期中断に入った。大幅なカレンダー変更を経て、シーズンは9月に再開。9~10月に第4戦エストニア、第5戦トルコ、第6戦サルディニア(イタリア)と開催されてきている。カレンダー変更はシーズン再開後もあり、第6戦終了時点では残りが2戦、そのうちのひとつが第7戦として11月19~22日に開催されるベルギー戦、という状態だった。

しかし、最近の新型コロナウイルス感染再拡大の影響により、ベルギー戦の主催者が大会約3週間前に開催断念を発表。現段階で今季WRCの残りラウンドは1戦、12月4~6日に予定される今季2度目のイタリア戦「ACIラリーモンツァ」のみとなっている。WRCが新たなラリーを今季ラインアップに加えるのかどうか、対応が注目される。

ここ数カ月、世界各地でメジャーなモータースポーツイベントは概ね順調に開催されるようになってきていた。だが、ここへ来て“状況”が逆戻りしつつある印象は否めない。今週末は10月31日~11月1日という2デイ日程でF1第13戦エミリア・ロマーニャGPがイタリアのイモラ・サーキットで開催を迎えているが、こちらは有観客だった予定が直前に無観客に変更されたという。コロナ禍の影響はやはり、今後も予断を許さないものであり続けそうだ。

今季WRC第5戦トルコの模様。今季WRC第5戦トルコの模様。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  5. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. ヤマハ伝統の“白×赤”カラーがついに登場!ネオレトロバイク『XSR900』2024年モデル
  8. 80年代GPマシンを現代に、ヤマハ『XSR900 GP』が143万円で5月20日に発売決定!
  9. パフォーマンスの新次元『ブリヂストン REGNO GR-Xlll』はブリヂストンが目指す究極のバランスに仕上がるPR
  10. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
ランキングをもっと見る