VW乗用車ブランドが赤字計上、新型コロナの影響 2020年1-9月期決算

フォルクスワーゲン Tクロス
フォルクスワーゲン Tクロス全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)の主力ブランド、フォルクスワーゲン乗用車は10月30日、2020年1~9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、2020年1~9月期の売上高は471億8400万ユーロ(約5兆7490億円)だった。前年同期の654億4700万ユーロに対して、27.9%減とマイナスに転じた。

また、2020年1~9月期の最終損益は、9億6900万ユーロ(約1180億円)の赤字を計上した。前年同期の31億5200万ユーロの黒字から、赤字に転落している。

赤字決算となった要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大だ。欧州を中心に今春、工場の生産を一時停止し、ディーラーの営業も一時見合わせた影響を受けた。

フォルクスワーゲン乗用車ブランドのアレクサンダー・ザイツCFO(最高財務責任者)は、「新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、フォルクスワーゲンブランドは第3四半期(7~9月)、黒字に回復した。第4四半期(10~12月)には、通年の業績をプラスにするために全力を尽くす」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る