ラストマイル自動移動サービス、早期実装をめざす 日本総研がラボを設立

ボルドリーが取り扱う、自動運転小型バスのNavya
ボルドリーが取り扱う、自動運転小型バスのNavya全 1 枚

日本総合研究所は11月4日、ラストマイル自動移動サービスの早期実装を目指す事業者を支援するため、「RAPOCラボ」を設立したと発表した。

RAPOCラボは「リスク・アセスメント・プロセス・オブ・コミュニティビークル・ラボ」の略。ラストマイル自動移動サービスを全国の各地域で運営する際、必要なノウハウについて様々な業種の民間事業者が知見を持ち寄り、協調して検討するために設立した。

ラボでは、各事業者が個別で行うよりも効率的に研究が進められる体制を整備し、ラストマイル自動移動サービスの早期の実装に貢献することを目指す。

まずラストマイル自動移動サービスの実装を目指す事業者にとって課題となっている具体的な運営・維持のあり方や、走行環境の安全性確保の考え方の二つをテーマに取り上げて活動を推進する。

日本総研では、ラボで検討するラストマイル自動移動サービスの安全性確保のフレームワークをベースに、安全性を効率的に評価するためのウェブシステムの開発を検討する予定。また、この安全性評価のためのウェブシステムを活用した全国各地のラストマイル自動移動サービスの実装を支援する運営団体の設立も目指す。

ラボにはあいおいニッセイ同和損害保険、NTTデータ、沖電気工業、神姫バスなどが参加する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る