モリタは、加納式ホースカーの「電動アシストホースカー E-carry01」を開発し、11月より販売開始する。
ホースカーとは、消火活動の際に使われるリヤカー。ポンプ車に搭載され、消火活動の時にホースの移動や延長を円滑に行えるように使用される。
電動アシストホースカー E-carry01は、スロットルなどの操作は不要で、従来の手動式ホースカー同様、引くだけで自動制御されたインホイールモーターが駆動し、牽引力をサポートする。また、操作パネルで電動モードに切り替えれば、電動式ホースカーとして使用できる。
バッテリーには、高性能リチウムイオン電池を採用し、平地で最大4時間の連続走行が可能。大きさは従来の手動式と変わらず、車両に積載する場合の積載スペースに変更はない。また、現在使用している手動式のホースカーに電動アシスト装置を搭載することもできる。
価格(税別)は185万円より。