住友ゴム、レベル4自動運転車の空気圧モニタリングシステムを構築 公道実証実験を実施

タブレット端末でタイヤトラブル情報を確認
タブレット端末でタイヤトラブル情報を確認全 3 枚

住友ゴム工業は11月12日、レベル4自動運転車のタイヤ空気圧をリモート監視するモニタリングシステムの実証実験を岐阜市内の公道で実施した。

実証実験は、岐阜市・金華橋通り一帯で行われた「トランジットモール2020 公共交通フェスタ」にあわせて実施した。市街地で自動運転車に模擬的なパンクを発生させると、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)からの空気圧データにより管制所が異常をリモート検知。自動通知を受けたタイヤ整備店(タイヤランド岐阜)が現場に出動し、タイヤを補修した後、自動運転が復帰するまでの一連の流れを行った。

今回の実証実験は、昨年から行っている群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)との共同研究によるもの。車両が無人の場合でもタイヤ空気圧のリモート監視を可能とし、自動運転車におけるパンクなどを想定したタイヤトラブルの予知保全およびトラブル発生時の早期対応に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る