中山間地域で自動運転の公道実証実験---マクニカなど共同開発の超小型EV

macniCAR-01
macniCAR-01全 5 枚

マクニカは、パーセプティンと共同で、自動運転の超小型モビリティ『macniCAR-01』による公道での実証実験を11月21日から24日まで、浜松市で実施する。

実証実験には、マクニカ、パーセプティン、タジマEVの3社で開発した自動運転の超小型モビリティ macniCAR-01を使用する。macniCAR-01は、超小型モビリティの認定を受けたタジマEVの『タジマ・ジャイアン』をベースに、パーセプティンの自動運転システム「DragonFly」を実装することで自動運転化。軽自動車のナンバーを取得して運行地域限定での公道走行を可能にした。

今回は、パーセプティンの独自コンセプトである「マイクロ・ロボットタクシー Mopi」のタクシーサービスによる運行を実施する。中山間地域となる水窪町内約2km区間にて、地元住民を対象にmacniCAR-01に試乗してもらい、利用者からの意見を収集。運用における課題を明確化する。そして、実証実験の結果を踏まえて、浜松市や現地の交通事業者とともに将来的な実装に向けて、継続的な支援を進めていく。

実証実験は、浜松市が、全国のベンチャー企業などから同市の地域課題の解決や市民生活の質の向上に資する実証実験プロジェクトを募集し、採択したプロジェクトに支援をする、実証実験サポート事業のひとつだ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る