デマンド型乗合タクシーの実証実験へ…路線運行から移行 群馬県富岡市

「愛タク」で使用するタクシーのラッピングイメージ
「愛タク」で使用するタクシーのラッピングイメージ全 4 枚

MONET(モネ)テクノロジーズは11月20日、群馬県富岡市で配車システムを活用した、デマンド型乗合タクシー「愛タク」を2021年1月4日から運行すると発表した。

今回運行を開始するデマンド型乗合タクシーは、ICT(情報通信技術)を活用したMONETの配車システムを導入することで、予約状況に応じて効率的なルートで運行する。利用者は、電話またはMONETが提供するスマートフォンアプリで乗車予約が可能。

利用者は、運行時間内に約300カ所設置された停留所間であれば、市内全域を自由に移動することが可能となる。運賃は1回乗車100円(市内在住者)。

富岡市は、運転免許証を自主返納した高齢者など、移動が困難な市民の移動手段を確保するため、一部の地域でデマンド型乗合タクシーの導入に取り組んできた。現在、一部の地域を除いて路線定期運行型乗合タクシーを運行している。ただ、市内の公共交通空白地域の解消を図るとともに、高齢者が安心して移動でき、市民をはじめ多くの人が利用しやすい効率的な運行を目指し、市内全域でデマンド型に移行する。

《レスポンス編集部》

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