【スズキ ソリオ 新型】鈴木社長、ストロングHVはトヨタの技術も…今回はマイルドのみに

スズキ・ソリオ新型発表
スズキ・ソリオ新型発表全 11 枚

スズキは11月25日、主力登録車であるコンパクトハイトワゴンの『ソリオ』と『ソリオバンディット』を全面改良し、12月4日に発売すると発表した。シリーズ4代目となるもので、5年4か月ぶりに刷新した。

【画像全11枚】

2000年に登場したソリオは、国内で多用途に適したコンパクトハイトワゴンの市場を開拓・定着させてきた。今回の改良では、広さや安全性、快適性など「お客様のニーズを汲んで全方位に進化させた」(開発責任者の永田和夫チーフエンジニア)とし、月間4000台の販売をめざしていく。価格は158万円台から214万円台。

車体サイズはひと回り大きくし、全幅は20mm拡げ1645mmに、全長はソリオで80mm長い3790mm(バンディットは70mm延長)とした。これにより荷室床面の全長を100mm伸ばすなど、荷物スペースや居住性を改善している。エンジンは直列4気筒の1.2リットルで、一部グレードを除き、加速をアシストするマイルドハイブリッド車(HV)仕様とした。先代モデルに自社開発で設定していたストロングHVについては、需要動向から今回は見送った。

安全運転支援技術では、全車速での追従走行が可能な「アダプティブ・クルーズ・コントロール」や、道路標識を認識・表示する機能などを新たに追加した。

浜松市を会場としたオンラインでの発表会に出席した鈴木俊宏社長は「歴代ソリオは進化することで、コンパクトハイトワゴンのパイオニアとして新しい市場を創出してきた。満を持して投入する新型車は、多くのお客様から支持いただけると確信している」と述べた。スズキの国内での登録車販売は2016年度から昨年度まで4年連続で10万台を超えている。鈴木社長は「コロナ禍の今年度は4~9月で4万7000台と厳しい状況だが、新型ソリオで挽回し、10万台以上をめざしたい」と強調した。

一方、電動化の推進に関連し、今後のストロングHVの商品化について「コンパクトカーメーカーとしてどのようなHVが適切か考えている。トヨタさんのHVを使うということもあるだろうし、価格面からトヨタさんのパーツを使いながら開発するということもあろう」と指摘、提携先であるトヨタ自動車との連携を視野に進める方針を示した。

《池原照雄》

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