複数の福祉事業者が送迎用車両をシェア 実証実験へ

実証実験の体制図
実証実験の体制図全 1 枚

MONET(モネ)テクノロジーズは11月27日、複数の福祉事業者が送迎用車両を共同利用して、遊休時の車両で高齢者の外出を支援する実証実験を開始すると発表した。

実証実験は介護施設「音楽リハビリデイサービスゆらリズム南光台店」を運営するゆらリズム、「南光台ケアセンターそよ風」を運営するユニマットリタイアメント・コミュニティのほか、ヨークベニマル、IMPACTファウンデーションジャパンが参加、2020年12月中旬から2021年1月末まで、仙台市泉区南光台地区で実施する。南光台地区における通所者の移動を支援する持続可能な仕組みを検証するとともに、他地区へ応用可能なモデルの構築を目指す。

南光台地区は、コミュニティーバスが運行されているが、坂道が多いため、自宅からバス停までの数百メートルの移動が障害となり、外出が困難な高齢者が多くいる。運転免許証の自主返納に伴う外出機会の減少によって、地域コミュニティーからの孤立や、運動不足などによる身体的機能や認知機能の低下などの社会課題がある。

MONETの配車プラットフォームを活用して、同一地域に住む「音楽リハビリデイサービスゆらリズム南光台店」と「南光台ケアセンターそよ風」の通所者を、4台の車両を使って朝・夕に共同で送迎し、送迎の効率化とコスト削減効果を検証する。

また、ゆらリズム、ユニマットと、スーパーマーケットを運営するヨークベニマルが連携し、南光台地区にある「ヨークベニマル南光台店」で買い物するレクリエーションプログラムを、「音楽リハビリデイサービスゆらリズム南光台店」と「南光台ケアセンターそよ風」の通所者に、通所時の昼間帯のサービスとして提供。「ヨークベニマル南光台店」への通所者の移動と帰宅には、両施設の遊休時の送迎用車両を活用する。

このほか、通所者が通所日以外に自宅と「ヨークベニマル南光台店」や南光台地区のコミュニティーセンター、地下鉄の駅などを含む約10地点の間をオンデマンドで移動できるサービスを提供する。送迎用車両の配車にMONETのプラットフォームを活用することで、効率的なサービスの提供を目指す。

《レスポンス編集部》

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