東京都の施設の混雑状況見える化、ゼンリンが協力---MaaS

東京都内(11月26日)
東京都内(11月26日)全 2 枚
ゼンリンは12月1日、東京都が推進する官民連携データプラットフォーム(DPF)構築に向けた準備会「施設系混雑ワーキンググループ」の協力事業者に選定されたと発表した。

ゼンリングループではワーキンググループを通じ、疎密データの利活用について、DPFでのデータ流通検討の一助とすることを目的に、疎密情報を東京都民や東京を訪れる人に幅広く提供するため、協力事業者として地図サイトの環境を構築する。

ゼンリンは、同グループの全体調整、疎密データを都民や来訪者に広く周知するための地図サイトの要件定義、地図データを提供する。ゼンリンデータコムは疎密データを都民、来訪者に広く周知するための地図サイトの環境構築・フォーマット仕様を検討する。

ゼンリングループは、地図上で「移動」を可視化し、空間情報として様々な事業者に提供することで、人の「移動」をつなぎ、MaaS(モビリティアズアサービス)実現に貢献することを目指している。この中で、シームレスな移動社会を実現するための新しい地図データベース「モビリティベースドネットワーク」の開発を推進している。準備会への参画を通じニューノーマルな移動における情報として欠かせない施設の過密情報の可視化し、快適な移動を実現することで、MaaSへの貢献を目指す。

東京都は、2020年2月に策定した「スマート東京実施戦略」の下で、社会的な課題解決や、都民の生活の向上に寄与するサービスが、テクノロジーの力で次々と生み出されることを目指し、様々なデータを有効活用できるデータ連携基盤として「官民連携データプラットフォーム」を整備する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る