ベントレー、ツイード内装を設定…持続可能な素材を使う取り組みの一環

ベントレーのツイード内装
ベントレーのツイード内装全 7 枚
ベントレー(Bentley)は11月30日、『フライングスパー』、『コンチネンタルGT』、『ベンテイガ』の3車種に、ツイード内装をオプション設定すると発表した。

ベントレーが、パーソナライズオプションとしてツイードを導入するのは、高級車の生産において持続可能な素材をより多く使用するという取り組みの一環だ。これは、ベントレーの次なる100年の目標「Beyond100」戦略に沿ったものであり、持続可能なラグジュアリーモビリティのグローバルリーダーになることを目指している。

ベントレーがオプションで使用するツイードは、スコットランドのツイード生地メーカーの「Lovat MILL」(ラヴァット・ミル)から供給を受ける。絵のように美しいスコティッシュボーダーズの町、ホーイックにあるこの工場は、ツイードが最も倫理的で環境に優しい方法で生産されるように配慮している。

Lovat MILLは、自然環境にまったく影響を与えない乾式生産方式を導入している。AZO染料などの工業用化学物質ではなく、環境に配慮したレイピア織機で織られている。さらに、電力消費量の90%は再生可能エネルギーからで、排出量はごくわずか。従業員の多くが、徒歩圏内に住んでいるため、工場はCO2排出量を最小限に抑えられるという。

なお、ベントレーのツイード内装では、ドアトリムやシート、ヘッドレストなどに、ツイードが使用されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る