東武根津社長「C11の3重連や会津方面への運行も検討したい」…大河『麒麟がくる』のヒロインも登場したC11 325の火入れ式 12月2日

C11 325の火入れ式に出席した根津社長(左)と門脇さん(右)。
C11 325の火入れ式に出席した根津社長(左)と門脇さん(右)。全 10 枚

東武鉄道(東武)は12月2日、南栗橋車両管区SL検修庫(埼玉県久喜市)で、7月に真岡鐡道から譲り受けたC11形蒸機機関車325号機(C11 325)の火入れ式を開催した。

C11 325は、譲受後の8月に南栗橋車両管区に搬入。今回、12月26日からの営業運行を前に、根津嘉澄社長の手によりボイラーに火が入れられた。

根津社長は挨拶で復元工事が進められているC11 123(元C111)について触れ、「復元作業を2021年冬の完了を目指して進め、3重連運転や、東北復興支援として福島県会津方面への営業運転等、様々な施策を検討していきたい」と述べ、SL3機態勢へ向けた抱負を示した。

また、この火入れ式には、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』でヒロインの駒を演じている女優の門脇麦さんもゲストとして登場した。

門脇さんは『SL大樹』が運行を開始した8月10日が誕生日で、『SL大樹』のプロモーション「It’s SLOW time‐SLOWにいこう。SLでいこう。日光・鬼怒川の旅‐」のイメージタレントも務めるなど、『SL大樹』とは縁が深い。

挨拶では「こういった式に参加した経験は初めてでした。私の席からは中の様子があまり分からなかったので、是非次回は近くで見てみたいです」と述べ、「火入れ式に参加できてとても光栄でした」と笑顔で語っていたという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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