アマゾンとブラックベリー、クラウドベースの自動車向けソフトウェアプラットフォームを共同開発

アマゾンとブラックベリーが共同開発したクラウドベースの自動車向けソフトウェアプラットフォーム「IVY」のイメージ
アマゾンとブラックベリーが共同開発したクラウドベースの自動車向けソフトウェアプラットフォーム「IVY」のイメージ全 1 枚

アマゾン(Amazon)傘下のアマゾンウェブサービスと、ブラックベリー(BlackBerry)は12月1日、クラウドベースの自動車向けソフトウェアプラットフォーム、「IVY」を共同開発した、と発表した。

IVYは、車両データを活用して、ドライバーの行動や凍った路面、交通量の多い状況など、危険な状態を認識し、トラクションコントロール、レーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロールなどの安全機能を有効にすることをドライバーに推奨できる。IVYは、これらの安全機能がいつどのように使用されたかに関して、データを自動車メーカーに提供し、自動車メーカーは車両の性能を向上させる取り組みを効率的に行うことが可能になる。

さらに、EVのドライバーは、自車のバッテリー情報をサードパーティの充電ネットワークと共有して、充電ステーションを予約。ドライバーの現在地とドライブ計画に従って、充電時間を調整できる。

またIVYは、10代のドライバーを持つ親に対して、子どもが運転中、メールを送信している、気が散っている、制限速度を守っていないなどの情報を、車載センサーからのデータに基づいて、送信することができる。乳幼児の親に対しては、車両が後席の子どもを検出した際、チャイルドセーフティロックを作動させるよう促すことも可能だ。

一方、IVYによって自動車メーカーは、複数の車両ブランドやモデルの新しい車載アプリケーションやコネクトサービスの構築や展開に要する時間を短縮できる。さらに、IVYを使用すると、自動車メーカーは開発者と幅広く協力して、車両性能の向上、メンテナンスと修理コストの削減、利便性の向上を実現する新製品の開発を加速できる。たとえば、リアルタイムのパフォーマンスデータを分析することで、自動車メーカーは潜在的な欠陥部品の最初の兆候を把握し、影響を受ける車両を特定してその所有者に通知し、対象を絞ったリコールを行える、としている。

《森脇稔》

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