メルセデスベンツから小さな高級ミニバン『Tクラス』登場!? ベースは人気のあのクルマ

メルセデスベンツ Tクラス プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ Tクラス プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

メルセデスベンツが現在開発中の新型コンパクトミニバン、『Tクラス』開発車両をスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

メルセデスベンツは現在、2台のコンパクトバンを開発していると発表している。そのうち1台は、手頃な価格で2021年後半にデビュー予定の『シタン』で、もう1台は高価かつ豪華装備の『Tクラス』とされている。

シタンはルノー『カングー』のメルセデスベンツ版で、カングー同様に「コンパクト」、「ロング」、「エクストラロング」の3タイプが設定されるLCV(軽商用車)だ。

一方でTクラスは、そのシタンとプラットフォームを共有、シタンの商用ユースに対して、個人の顧客がメインターゲットとなる。車格としては、ミニバン『Vクラス』の下に位置付けられ、どちらのモデルもルノー日産三菱と共同開発される。

メルセデスベンツ Tクラス プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ Tクラス プロトタイプ(スクープ写真)
キャッチした開発車両は、カモフラージュが厳重だが、3本のバーグリル、円形のフォグランプ、ワイドなエアインテーク、C字型LEDデイタイムランニングライトを備えるスイープバックヘッドライトの一部も確認できる。

ボディサイドは曲線的なラインを特徴とし、リアドアはスライド式と思われる。またリアエンドでは垂直のLEDテールライトも見てとれるほか、LCVではあまり一般的ではないアロイホイールを装備しているのも印象的だ。

室内では、最新のインフォテイメントシステム、いくつかの安全支援システムなど最新のテクノロジーを搭載し、兄貴分であるVクラスと同等以上の品質と上質な装備が期待できるという。また新プラットフォームの採用により、Tクラスはガソリン、ディーゼルに加え、電動パワートレインを搭載することが濃厚だ。

シタンのデビューは2021年後半、よりラグジュアリーなTクラスは2022年前半に登場することが確定している。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る