トヨタの新型EVは中型SUV、数か月以内に発表---新世代電動車向け車台を採用

トヨタの新型電動SUV(フルEV)のティザーイメージ
トヨタの新型電動SUV(フルEV)のティザーイメージ全 4 枚
トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は12月7日、今後数か月以内に新型電動SUVを初公開すると発表した。

この新型電動SUVは、トヨタの新しい「e-TNGA」プラットフォームをベースにしている。新世代の電動車向けプラットフォームのe-TNGAは、柔軟な設計が特長だ。e-TNGAは、非常に用途が広く、車両の全幅、全長、ホイールベース、全高を変えることができ、さまざまな製品タイプに簡単に適応できるという。

また、e-TNGAは、前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動に対応しており、車種や使用目的に合わせて、バッテリー容量や電気モーターのパワーを変更することができる。この手法によってトヨタは、さまざまな製品バリエーションの開発時間を短縮し、複数の車種を並行して開発することができるという。

最初のe-TNGAベースのモデルは、すでに開発が進んでおり、生産の準備が整っている。生産は日本のトヨタの工場で行う計画で、中型の電動SUV(フルEV)になる。

なお、この新型EVの詳細は、今後明らかにされる予定だ。トヨタの欧州部門は、新型EVのティザーイメージを公開している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る