BMW Mが都市を埋め尽くす、開発中の M3ツーリング の姿も[ティザー動画]

ライバルはメルセデスAMG C63やアウディRS4アバント

3.0リットル直6ツインターボは最大出力510hp

新型M3セダンと同じ縦長デザインのキドニーグリル採用の可能性

4本出しのエグゾーストを組み込んだディフューザーは新型M3セダン譲り

BMW M3 ツーリング のティザーイメージ
BMW M3 ツーリング のティザーイメージ全 19 枚

BMWは12月3日、仮想都市「BMW Mタウン」の最新映像を公開した。都市中がBMWの高性能車、「M」で埋め尽くされる映像において、現在開発中の『M3ツーリング』を予告している。

【画像全19枚】

BMWは現在、新型『M3』のワゴン版、M3ツーリングの開発を進めている。新型『M3セダン』は2020年9月、欧州で発表された。これに続いて、2022年にもM3ツーリングが登場すると見られる。

BMWは、新型M3にツーリングを設定することにより、高性能なプレミアムミッドレンジクラスのモデルラインナップを拡大する。M3ツーリングでは、ダイナミクスの新次元を追求しているという。

ライバルはメルセデスAMG C63やアウディRS4アバント

BMWは、ドイツ・ミュンヘン近郊のガーヒングの開発センターを拠点に、M3ツーリングの開発を進めている。BMWは2000年、3代目M3をベースにM3ツーリングのプロトタイプを製作したが、量産化には至らなかった。BMW Mの歴史において、M3ツーリングが市販されるのは、今回が初めてになる。BMWによると、M固有のパフォーマンスに、ツーリングならではのスペースやインテリジェントな機能を組み合わせるという。

なお、M3よりも上に位置する『M5』では、1992年の第2世代と2007年の第4世代に、ツーリングが用意されたことがある。 BMWはM3ツーリングで、ワゴンボディを備えた高性能スポーツカーの高い柔軟性を、生産プロセスに組み込むことができることを証明するという。

BMWはM3ツーリングの投入により、競合プレミアムブランドに対抗していく。メルセデスAMGの『C63ステーションワゴン』、アウディ『RS4アバント』などと競合することになる。

3.0リットル直6ツインターボは最大出力510hp

M3ツーリングには、新型M3セダン同様、ボンネットの下に3.0リットル直列6気筒の「M ツインパワーターボ」エンジンの最新版を搭載する。BMW Mの他の高性能モデルと同様に、新型M3セダンには、2つのパフォーマンスレベルが設定された。標準仕様は最大出力が480hp。「コンペティション」では、最大出力が510hpに引き上げられる。最大トルクは66.3kgmを獲得する。

新型M3セダンにはまず、後輪駆動モデルが用意された。遅れて、4WDの「M xDrive」が初設定される。M xDriveは通常状態ではFRを基本にしながら、路面状況や走行状態に応じて、4WDに変化する。

また、新型M3セダンのトランスミッションには、「Drivelogic」を搭載した8速「Mステップトロニック」が採用される。さらに、6速MTが継続設定されている。

新型M3セダンと同じ縦長デザインのキドニーグリル採用の可能性

BMWはM3ツーリングで、レース志向のパフォーマンスと日常性の両立をMカーに求めるすべての顧客の要望に応える。新型3シリーズツーリングの現時点の最強グレード、「M340i xDriveツーリング」を超えるパフォーマンスを追求していく。

BMWによると、M3ツーリングは今後2年間の開発プログラムが予定されているというから、デビューは2022年となりそうだ。他のBMW Mの高性能スポーツカーと同様に、開発テストは公道やサーキットで行われる。M3ツーリングの集中的なテストとチューニングプロセスは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースが舞台になる。

なお、BMWは、M3ツーリングと、ベース車両の『3シリーズ・ツーリング』新型との違いについて、エンジンとパフォーマンスをはじめ、トレッドの拡大、リアの4本出しテールパイプなどを挙げる。また、フロントマスクについては、「エアインテークが著しく大きくなる」と公表しており、新型M3セダン同様、縦長デザインのキドニーグリルが採用されると見られる。

4本出しのエグゾーストを組み込んだディフューザーは新型M3セダン譲り

BMWは今回、仮想都市の「BMW Mタウン」の最新映像、『TheDrop』を公開した。都市中がBMWの高性能車、「M」で埋め尽くされる映像において、現在開発中のM3ツーリングを予告している。

映像には、BMW Mの最新18モデルが登場する。BMW 『M2 CS』や『M8グランクーペ』などだ。また、ワンオフモデルとして、アーチストの「FUTURA2000」が手がけたBMW『M2』や、2011年のBMW『M3ピックアップ』が起用されている。

BMWMのクラシックモデルでは、初代のE30型M3を主人公がドライブする。さらに、『M3 GTS』、『M3 CRT』、『M4 GTS』、『1シリーズMクーペ』も登場している。

なお、M3ツーリングの姿は、映像の1分19秒付近で見ることができる。新型M3セダン同様、4本出しのエグゾーストを組み込んだディフューザーが装着されているのが確認できる。

《森脇稔》

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