ジープ ラングラー 初のPHV、「ハイブリッドテクノロジーソリューションオブザイヤー」を受賞

ジープ・ラングラー 4xe
ジープ・ラングラー 4xe全 5 枚

FCAのジープブランドは12月4日、『ラングラー』(Jeep Wrangler)初のプラグインハイブリッド車(PHV)の「4xe」(フォーバイイー)が、「AutoTech Breakthrough Awards」において、ハイブリッドテクノロジーソリューションオブザイヤーを受賞した、と発表した。

同車のPHVパワートレインは、エンジンが直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力270hp/5250rpm、最大トルク40.8kgm/3000rpmを発生する。このエンジンは、5800rpmまで許容する。シリンダーヘッドに直接取り付けられたツインスクロールの低慣性ターボチャージャーによって、優れたレスポンスとパフォーマンス、燃費を追求している。

従来のオルタネーターに代えて、「eトルク」と呼ばれるベルト・スタート・ジェネレーターを採用する。モーターは、8速ATと一体設計された。このモーターは、最大出力134hp、最大トルク25kgmを引き出す。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、375hpのパワーと65kgmのトルクを獲得する。

バッテリーは、蓄電容量17.3kWhのリチウムイオンだ。EVモードでは最大40kmをゼロエミッション走行できる。

このラングラー初のPHVの4xeが、「AutoTech Breakthrough Awards」において、ハイブリッドテクノロジーソリューションオブザイヤーを受賞した。AutoTech Breakthrough Awardsは、自動車技術、サービス、企業、製品の卓越性を評価するもの。コネクテッドカー、EV、エンジン技術、自動車向けサイバーセキュリティ、センサーテクノロジーなどのカテゴリーがある。

AutoTech Breakthrough AwardsのBryanVaughn代表は、「ジープラングラー4xeは、高度なパワートレインとオフロード性能を組み合わせることで、新しい顧客に訴求する。ラングラーのコア機能も犠牲にしていない」と評価している。

《森脇稔》

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