秩父鉄道のSL再開は2021年2月、座席選択可能な予約システムも稼働…休止から約1年2カ月ぶり

休止直前の2019年に運行された時の『パレオエクスプレス』。1988年3月の運行開始から30年以上の時が経過したが、2018年にはC58 363の故障により3ヶ月間の運休を余儀なくされたこともあった。全般検査を経た元気な姿を期待したい。
休止直前の2019年に運行された時の『パレオエクスプレス』。1988年3月の運行開始から30年以上の時が経過したが、2018年にはC58 363の故障により3ヶ月間の運休を余儀なくされたこともあった。全般検査を経た元気な姿を期待したい。全 2 枚

埼玉県の秩父鉄道は、2020年の運行を休止していたSL列車『パレオエクスプレス』を、2021年2月13日から再開すると発表した。

『パレオエクスプレス』は牽引するC58形蒸気機関車383号機(C58 363)で、車両の分解が伴なう大がかりな検査である「全般検査」が行なわれたため、今年の運行が休止されていた。

休止以来、約1年2カ月ぶりの再開となる2021年の運行は、12月5日までの土休日を中心とした延べ105日間を予定しており、再開を契機に「秩父鉄道SL予約システム」も稼働し、予約の際に座席の選択が可能となる。

予約は乗車日の1カ月前から発車30分前まで可能で、2021年2月13・14日運行分は同年1月15日10時から開始される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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