【日産 フェアレディZ プロトタイプまとめ】どこか懐かしく新しい…デザインやGT-Rとの差別化、発売時期

日産フェアレディZプロトタイプ
日産フェアレディZプロトタイプ全 16 枚

2020年9月に発表された日産『フェアレディZプロトタイプ』。50年というZのヘリテージを感じさせながらもモダンなデザインを持ち、V6ツインターボと6速MTを搭載するであろうファン待望の次期型フェアレディZのこれまでのニュースを振り返ろう。

目次

  1. プロトタイプを発表---伝統と最新技術の融合[動画]
  2. 内田社長「日産のDNA、情熱そのもの」…私の最初のクルマ
  3. プロトタイプ時点で公開した理由---「NISSAN NEXT」の1台
  4. 次期型は原点回帰?オマージュ?歴代Zのデザインを振り返る【懐かしのカーカタログ】
  5. S30とZ32をモチーフとしながら現代の技術で新しさ…デザイン担当役員
  6. Z32を担当した2人のデザイナーが30年後にやったこと
  7. モビルスーツとダンスパートナー…チーフプロダクトスペシャリスト解説
  8. プロトタイプ、内田社長が試乗[動画]

プロトタイプを発表---伝統と最新技術の融合[動画]

日産自動車は9月16日、横浜市の日産パビリオンにて『フェアレディZプロトタイプ』を初披露、オンラインイベントで世界中のZファンに向け公開した。

フェアレディZプロトタイプは、内外装のデザインを一新するとともに、V6ツインターボエンジンとマニュアルトランスミッションを組み合わせたパワートレインを搭載。50年におよぶ歴史を持つフェアレディZの伝統と現代的な雰囲気を組み合わせた新しいスポーツカーだ。

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  • 日産フェアレディZプロトタイプ
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内田社長「日産のDNA、情熱そのもの」…私の最初のクルマ

日産自動車は9月16日、横浜市に開設している「日産パビリオン」で、スポーツカー「フェアレディZ プロトタイプ」のオンライン発表会を開いた。米国のイベント会場と中継するなど世界中のZファンに向けて次期モデルのプロトタイプを初公開した。

フェアレディZは1969年の初代から数えて次期型が7代目となる。全面改良は2008年以来で、来年の市場投入が見込まれている。パワートレインはV6型ツインターボエンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせた。車体サイズは全長4382mm、全幅1850mm、全高1310mm。

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内田誠社長とフェアレディZプロトタイプ。背後の写真、人物は若き日の内田社長。内田誠社長とフェアレディZプロトタイプ。背後の写真、人物は若き日の内田社長。

プロトタイプ時点で公開した理由---「NISSAN NEXT」の1台

日産自動車は9月16日、新型『フェアレディZ』のプロトタイプをオンラインで世界に向けて公開した。プロトタイプをこれほど大々的にPRするイベントは異例といっていいだろう。そこには日産の苦しい事情がありそうだ。

日産の2020年3月期連結決算は6712億円の最終赤字。21年3月期も新型コロナウイルスの影響で、営業損益が過去最大の4700億円の赤字、最終損益も6700億円の赤字になる見通しだ。資金繰りも悪化しているといわれており、総額で1兆円を超える巨額のドルとユーロ建ての社債を発行する。日産はこれまでにも銀行から約8900億円を借り入れている。

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フェアレディZ歴代と次期型プロトタイプフェアレディZ歴代と次期型プロトタイプ

次期型は原点回帰?オマージュ?歴代Zのデザインを振り返る【懐かしのカーカタログ】

先頃、7代目に当たる次期『フェアレディZ』のプロトタイプがお披露目された。見れば、歴代モデルの要素が随所に。そこで今回の「懐かしのカーカタログ」では、スタイリングを中心に歴代モデルを振り返ってみたい。

初代・S30(1969年)

英国調だったオープンの『フェアレディ』から、ロングノーズ/ショートデッキの“ズィー・カー”のプロポーションを確立。サファリラリーでは『ダットサン240Z』が優勝を果たす。カタログは後期型で外観ではテールランプ形状などが新しい。

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次期型は原点回帰?オマージュ?歴代Zのデザインを振り返る【懐かしのカーカタログ】 画像

  • 日産 フェアレディZ プロトと歴代フェアレディZのデザイン比較。右上が初代S30、左下が4代目Z32
  • 歴代フェアレディZのカタログ
  • 日産 フェアレディZ 初代・S30(1969年)
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  • 日産 フェアレディZ 初代・S30(1969年)
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S30とZ32をモチーフとしながら現代の技術で新しさ…デザイン担当役員

日産は次期型『フェアレディZ』プロトタイプを公開した。そのデザインは歴代Zのモチーフを纏いながらも、単なる懐古主義ではなく、最新技術なども投入しデザインされているという。

大切なのはシルエット

日産専務執行役員グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルバイザ氏は、「シルエットが最も重要」という。「長いフードとキャビンが240Z(S30)のイメージを醸し出している。

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日産フェアレディZプロトタイプ日産フェアレディZプロトタイプ

Z32を担当した2人のデザイナーが30年後にやったこと

日産は次期型『フェアレディZ』のコンセプトモデルを発表した。プロトタイプには既報の通りS30やZ32のモチーフがちりばめられている。しかし、新しさも感じさせなければ新型車である意味がない。

今だから出来る技術

そのあたりのバランスについて、日産自動車のエグゼクティブデザインダイレクターの田井悟氏は、「サイドに通る、リアに向かって落ちていく線=リバースウェッジクリースは割とシャープなラインで、上の面と下の面をきれいに切り分けている。こういう表現は、昔では絶対になかった」という。

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  • 日産フェアレディZ次期型
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  • エグゼクティブデザインダイレクターの田井悟氏
  • 日産フェアレディZ S30

モビルスーツとダンスパートナー…チーフプロダクトスペシャリスト解説

日産は次期型『フェアレディZ』プロトタイプを公開した。フェアレディZというと、やはり“走り”も見逃せない。開発において日産自動車チーフプロダクトスペシャリストの田村宏志氏は、「日産では『GT-R』とZの両方を持っているので、それらの立ち位置は明確にした」という。

具体的には、「モビルスーツのように、マシンのパワーを電子制御を使って、つまり人間の叡智をかけ、いかにドライバーとコネクションするかというタイプのGT-R」に対し、「ダンスパートナーのように、踊る相手とシンクロナイズすることがZの大事なところ」と表現。

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日産フェアレディZ次期型プロトタイプ日産フェアレディZ次期型プロトタイプ

プロトタイプ、内田社長が試乗[動画]

日産自動車(Nissan)は10月28日、『フェアレディZプロトタイプ』に、同社の内田誠社長兼CEOが試乗する映像を、公式サイトを通じて公開した。

フェアレディZプロトタイプは、日産を代表するスポーツカー、『フェアレディZ』の次期型を示唆したプロトタイプだ。50年に渡る歴史を持つフェアレディZの伝統と、現代的な雰囲気を組み合わせた新しいスポーツカーを目指している。

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  • 内田誠社長とフェアレディZプロトタイプ
  • 内田誠社長とフェアレディZプロトタイプ。背後の写真、人物は若き日の内田社長。
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《滑川寛》

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