ボルボカーズ、次世代EV向けモーターを自社生産…電動化戦略を加速

ボルボ XC40 リチャージ
ボルボ XC40 リチャージ全 9 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は12月9日、次世代のボルボのEV向けモーターを、スウェーデンの自社工場で生産すると発表した。

ボルボカーズは2025年までに、ボルボ車1台あたりのCO2排出量を40%削減するという目標を掲げている。また2025年には、ボルボカーズの世界販売台数の50%をEV、残りをハイブリッド車にする電動化戦略を掲げている。

すでにボルボカーズは、次世代のボルボのEV向けモーターを自社開発すると発表していた。これに続いて、このモーターをスウェーデンの自社工場で生産することを決めた。

今回の発表は、ボルボカーズの電動化戦略を加速させるものとなる。ボルボカーズは今後数年間で、7億スウェーデンクローナを投資する予定。2020年代の半ばまでに、モーターの自社生産体制を確立する計画だ。

ボルボカーズはすでに、『XC40』のEV、「XC40リチャージ」を欧州で発表している。EVパワートレインは、前後にそれぞれモーターを搭載し、4輪を駆動する。2つのモーターは合計で、最大出力408hpを引き出す。1回の充電での航続は、400km以上の性能を備えている。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量をおよそ40分で充電できる。

《森脇稔》

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