マツダ MX-5ミアータ に2021年型、全車2.0リットル…12月中に米国発売

北米仕様は2.0リットルのみで最大出力181hp

全グレードに「i-ACTIVSENSE」が標準

6速MTに「ブレンボ/BBSレカロパッケージ」

グレークロスのソフトトップとホワイトナッパレザー内装

マツダ MX-5 ミアータ(ロードスター に相当)
マツダ MX-5 ミアータ(ロードスター に相当)全 8 枚

マツダ(Mazda)の米国部門は12月10日、『MX-5ミアータ』(日本名:『ロードスター』に相当)の2021年モデルを発表した。12月中に米国の販売店に到着する予定で、現地ベース価格は2万6830ドル(約280万円)だ。

北米仕様は2.0リットルのみで最大出力181hp

北米向けのMX-5ミアータには、全車に「SKYACTIV-G」の 2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンが搭載されている。このエンジンは、最大出力181hp/7000rpm、最大トルク20.9kgm/4000rpmを獲得する。このパワートレインは、「SKYACTIV-MT」の 6速MTまたはパドルシフト付き6速ATと組み合わせることができる。

2021年モデルでは、ワイヤレスのApple「CarPlay」を、グレードに応じて、標準またはオプションで装備する。従来からのグーグルの「Android Auto」と合わせて、スマートフォンとのシームレスな連携を可能にしている。

また、2021年モデルでは、グレードに応じて、ボディカラーに新色のディープクリスタルブルーを設定した。インテリアでは、グレードに応じて、ホワイトナッパレザーが選択できるようになった。

全グレードに「i-ACTIVSENSE」が標準

2021年モデルでは、全グレードに先進運転支援システム(ADAS)の「i-ACTIVSENSE」を標準装備する。これには、リアトラフィックアラート、スマートシティブレーキサポート、車線逸脱警告システムを備えたブラインドモニターが含まれている。

入門グレードの「スポーツ」には、ブラックのソフトトップ、16インチのメタリックブラックアルミホイール、シルバーのデュアルエグゾースト、LEDヘッドライト&テールライトが装備される。

インテリアには、7インチのフルカラータッチスクリーンディスプレイを備えた「マツダコネクト」インフォテインメントシステム、運転席側ヘッドレストスピーカーを含む6スピーカーオーディオシステム、HD ラジオ 、Bluetoothハンズフリー通話&オーディオが含まれる。リアビューカメラ、取り外し可能なデュアルカップホルダー、3本スポークレザーステアリングホイール&シフトノブ&パーキングブレーキ、マツダアドバンスドキーレスエントリー、デュアルUSBオーディオ、プッシュボタンスタートなども採用している。

6速MTに「ブレンボ/BBSレカロパッケージ」

中級の「クラブ」グレードには、Apple CarPlayとグーグルAndroid Autoが搭載される。6速MTを選択した場合、LSD、ビルシュタイン製ダンパー、フロントショックタワーブレース、スポーツチューニングサスペンションが装備される。

クラブには、i-ACTIVSENSEに加えて、助手席ヘッドレストスピーカー、SiriusXMラジオ、LEDデイタイムランニングライト、BOSE製9スピーカーオーディオシステムを装備した。シルバーのステッチが施されたヒーター機能付きシート、17インチのメタリックブラックアルミホイール、フロントブラックエアダム、ブラックリアリップスポイラー、ブラックインテリアアクセントも採用されている。

クラブの6速MTには、「ブレンボ/BBSレカロパッケージ」を用意した。このパッケージには、ブレンボ製フロントブレーキ、BBS製 17インチダークガンメタルホイール、レカロ製スポーツシート、サイドシルエクステンションとリアバンパースカートを含むブラックエアロキットが採用される。ハードトップの「RF」の場合、このパッケージにブラックルーフが含まれる。

グレークロスのソフトトップとホワイトナッパレザー内装

最上級の「グランドツーリング」モデルには、クラブグレード同様、LSD、ビルシュタイン製ダンパー、フロントショックタワーブレース、スポーツチューニングサスペンションが搭載される。グランドツーリングでは、グレークロスのソフトトップとホワイトナッパレザーインテリアが選択できる。SiriusXMは3年間のサブスクリプションが付帯する。ステンレス製のドアシルも装備された。ボディカラーは、ディープクリスタルブルーが設定される。

シルバーステッチ入りレザートリムシート、マツダナビゲーションシステム、17インチダークシルバーアルミホイール、ヒートサイドミラー、雨滴感知フロントワイパー、自動オン/オフヘッドライト、自動防眩運転席側ミラー、Homelink付き自動防眩バックミラー、シルバーのインテリアアクセントも採用した。交通標識認識、アダプティブフロントライティングシステム、ハイビームコントロールも導入している。

クラブとグランドツーリングには、ソフトトップと格納式ルーフの「RF」が設定される。RFは、13秒でルーフを開閉できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る