マツダ CX-30、エンジン特性と安全性を改良…WCOTYトップ3選出記念モデルも設定

CX-30 100周年特別記念車 2020 ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーTOP3選出記念モデル SKYACTIV-X搭載(国内仕様)
CX-30 100周年特別記念車 2020 ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーTOP3選出記念モデル SKYACTIV-X搭載(国内仕様)全 8 枚

マツダは、昨年10月に発売したクロスオーバーSUV『CX-30』の走行性能と安全性を向上させ、一部モデルを12月17日より発売した。

今回の商品改良では、新世代ガソリンエンジン「e-SKYACTIV X」およびクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」搭載車のエンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートしエンジン出力を高めた。

e-SKYACTIV Xは、「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」の燃焼制御を最適化することで、ほぼ全てのエンジン回転域でトルクと出力を向上。最高出力は180psから190psに、最大トルクは224Nmから240Nmとなった。また、高応答エアサプライの過給を緻密に制御し、素早いアクセル操作に対してより速やかに過給することで、応答性を高めた。

SKYACTIV-D 1.8は、最高出力を116psから130psに向上させるとともに、より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮する制御を行うことで、アクセルを踏み始めた瞬間の応答を大幅に改良。高速道路での合流・追い越しなど、アクセルを踏み増し一気に加速するシーン(3000rpm~)にて、より力強いトルクを瞬時に生み出し、ディーゼルエンジンの強みであるパワフルな加速を持続的に発揮する。また、ディーゼルエンジンならではの低燃費など高い経済性はそのままに、アクセル操作に対して遅れなくトルクを発揮し、ドライバーが意図したとおりにクルマが応答するように燃焼制御を見直した。

安全性の向上については、追従走行機能とステアリングアシスト機能により、高速道路や自動車専用道路の渋滞時等に運転疲労の軽減をサポートするクルージング&トラフィック・サポート(CTS)の作動上限車速を約55km/hから高速域まで拡大。制御を最適化することで、高速道路での疲労や運転ストレスのさらなる低減を図り、安全安心感を高めた。

また、CX-30の2020年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」のトップ3選出を記念したモデルを100周年特別記念車に設定。フロントフェンダーにトップ3選出を記念した特別なオーナメントを配置したほか、専用のオーナメントを成約記念品として贈呈する。

価格は239万2500円から371万3600円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る