高速道路のETC専用化ロードマップ…都市部は5年、地方部は10年 国交省が策定

(イメージ)
(イメージ)全 6 枚

国土交通省は12月17日、ETC専用化による料金所のキャッシュレス化・タッチレス化についてのロードマップを策定したと発表した。

社会資本整備審議会国土幹線道路部会の「持続可能な国土幹線道路システムの構築に向けた取組」中間とりまとめで、料金所のキャッシュレス化・タッチレス化の実現に向けて導入手順や目標時期を明示して、計画的に推進するべきとされた。これを踏まえ、各高速道路会社のETC専用化に向けたロードマップを策定した。

ロードマップでは、ETC専用化は都市部で5年、地方部では10年程度を目指して計画的に推進する。ETC専用化は、ETC利用率・非ETC車の交通量・近隣ICでの代替性を考慮し、一部料金所で試行的に開始し、運用状況等を踏まえながら、順次拡大していく。料金精算機が導入されている場合、当面の間、料金精算機とETCを併用することも検討する。実際の導入に当たっては、早期に周知・広報することで利用者の混乱回避を図る。

また、ETC専用化に向けて、車載器助成やETCパーソナルカードのデポジットの下限引き下げによるETCの利用環境改善や、誤進入による非ETC車対策と、非ETC車の料金徴収コスト差を踏まえた非ETC車の利用者負担、管理コスト状況を踏まえた利用者への還元策、将来的な本線料金所の撤去などを検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る