土讃線系統の特急『南風』『しまんと』から2000系気動車が撤退…2021年3月「春のダイヤ改正」

2700系の増備により、『南風』『しまんと』の定期運用から撤退する2000系。岡山駅や高松駅では定期列車としての姿を見ることができなくなる。
2700系の増備により、『南風』『しまんと』の定期運用から撤退する2000系。岡山駅や高松駅では定期列車としての姿を見ることができなくなる。全 4 枚

JR四国は12月18日、ダイヤ改正を2021年3月13日に実施すると発表した。

特急では、土讃線系統に制御付き振子装置を搭載した2700系特急型気動車を追加投入。岡山発着『南風』と高松発着『しまんと』が全列車同車に置き換えられ、2000系特急型気動車による定期運用が消えるほか、高知発着『あしずり』も16本中2本が2700系化される。

ローカル列車では発車時刻を統一するパターンダイヤが導入され、土讃線高知~土佐山田間の9~15時台、高徳線・徳島線徳島~穴吹間の9~17時台でそれぞれ実施される。

このほか終発の繰上げも行なわれる。

高松駅では予讃線が23時台発の2本が廃止され30分、高徳線が23時台発全列車が廃止され55分繰り上がる。

予讃線松山駅では上下とも23時台発の列車が廃止され、上りは34分、下りは37分繰り上がる。

土讃線高知駅では上下とも23時台発の列車が廃止され、上りは42分、下りは16分繰り上がる。

徳島駅では高徳線と徳島線で23時台発の列車が廃止され、高徳線は20分、徳島線は42分繰り上がる。牟岐線は23時台発の列車が存続するが、23分繰り上がる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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