ホンダe、「エコベスト」受賞…欧州オートベスト

ホンダe(欧州仕様)
ホンダe(欧州仕様)全 9 枚

ホンダの欧州部門は12月17日、EVの『ホンダe』(Honda e)が「オートベスト(AUTOBEST)」から、「エコベスト」を受賞した、と発表した。

写真:ホンダe

オートベストは、欧州の新興国を中心とした自動車雑誌の編集者や自動車ジャーナリスト31名で組織されている。そのオートベストが毎年発表しているのが、「欧州オートベスト」だ。

この欧州オートベストにおいて、ホンダeがエコベストを受賞した。この賞は2020年に欧州で発売された新型車の中から、画期的なグリーン化技術を搭載した車両に贈られるもの。

ホンダeの欧州仕様車には、モーターの最大出力が136psと154psの2種類のチューニングが設定される。どちらも、最大トルクは32.1kgmを引き出す。ホンダeでは、このモーターが後輪を駆動する。前後重量配分は50対50とした。0~100km/h加速は、136ps仕様が9秒、154ps仕様が8.3秒だ。最高速は145km/hとした。

ホンダeには、蓄電容量35.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、136ps仕様が最大222km。154ps仕様は、17インチホイール装着車の航続が最大210km、16インチ仕様は最大222kmとなる(いずれもWLTP計測)。

出力100kWの急速充電を利用すれば、30分でバッテリー容量の80%まで充電できる。家庭用の出力2.3 kWチャージャーの場合、フル充電はおよそ19時間、出力7.4 kWチャージャーの場合、フル充電はおよそ4時間で完了する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  3. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
  4. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  5. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る