スバル BRZ 新型、SUPER GT参戦車を披露---オンライン『ファン感謝の集い』で

SUBARU MOTORSPORT ファン感謝の集い2020
SUBARU MOTORSPORT ファン感謝の集い2020全 50 枚

SUBARU(スバル)は27日、オンラインイベントとして、「SUBARU MOTORSPORT ファン感謝の集い2020」を行い、今シーズンの振り返りと来シーズンに向けての抱負を語った。その中で来シーズンSUPER GTに参戦するマシンの動画も僅かだが披露された。

【画像全50枚】

例年ならば様々なメーカーやチームで、大勢のファンとともに今シーズンの振り返りが行われるが、今シーズンは新型コロナウイルスのためオンラインで行われることが多く、スバルもオンラインで開催した。

スバルのイベントには全日本ラリーから、新井敏弘選手、勝田範彦選手、鎌田卓麻選手、新井大輝選手、86/BRZワンメイクレースから、久保凛太郎選手、手塚祐弥選手、SUPER GTから、井口卓人選手、山内英輝選手の8名が参加して行われた。

イベントはカテゴリーごとに行われ、まずダイジェスト映像が流れたあとにトークショーが行われた。

全日本ラリーでは、全10戦の予定が全4戦へと大幅に縮小され、かつ開催時期が変動するなどして準備が大変だったことが語られた。とくに「舗装路のターマックと未舗装路のグラベルの開催順序が決まらず、マシンの準備に苦労した」という新井敏弘選手の話しと、逆に「時間ができたことでじっくりマシンを準備することができた」という鎌田卓麻選手の真反対のコメントが飛び出し、チームによって対応が様々だったことが伺えた。その中で新井大輝選手がシリーズチャンピオンを獲ったことで新陳代謝が活発に行われ、新井敏弘選手、勝田範彦選手、鎌田卓麻選手のベテラン勢が発奮して、マシンを壊すことも多かったという裏話も聞かれた。

86/BRZレースでは、今シーズンBRZで参戦6年目となる 久保凛太郎選手が悲願のチャンピオンを獲得。そしてBRZとしても初のチャンピオンとなった。86/BRZレースも全8戦から全5戦に縮小され、しかもほぼ全戦で雨が降るという大変なシーズンを迎えた。その中でポイントをうまく積み上げて行った久保選手がシリーズチャンピオンを獲得した。「チャンピオンを獲ったダイジェスト映像は子供が大きくなったら何回も見せたい」と久保選手は語った。また久しぶりに86/BRZレースに参戦した手塚選手も「来シーズンはもっと上位で戦う」と来シーズンに向けて力強いコメントを残した。

SUPER GTレースでは全8戦が縮小されることなく濃縮した期間で開催された。最初はお客さんが入ることもなく、関係者のみで開催され、井口選手、山内選手もファンが居ないことに寂しさを感じた場面もあったようだ。マシン自体の調子はよく、苦手とされるツインリンクもてぎでポールポジションや表彰台に上り、さらにウエイトハンデ でMAXの100kgを積んで戦うなど、苦戦した場面もあったが、「チームの雰囲気やマシンの調子は物凄く良かった」と語った。

そして来シーズンのことはまだ何も発表できないとしながらも、新型BRZをベースとした新型BRZ GT300マシンの映像が初公開された。SUBARU/STIからも先日SNSを通じて「NEW BRZ GT300 始動」というメッセージが公開されていることもあり、2021シーズンもBRZでSUPER GTに参戦するのであろうということはうかがわれた。

レギュラードライバーを務める、井口・山内両ドライバーは「カッコいいですね」と多くを語らなかったが、その口ぶりには何かが含まれている雰囲気だった。

また、ファンからの質問で、他のカテゴリーに参戦するなら、どのカテゴリーに出てみたいか?という質問のなかで、新井大輝選手は「SUPER GTのマシンに乗ったことがないので、乗ってみたい」と答えた、それを受けて井口選手は「スバルファミリーでみんなでマシンを交換して、ラリー車やGTマシン、ニュルマシンをみんなで乗ってみよう!」と言い、そのうち何かの企画でドライバーの乗り比べが行われるかもしれない。と盛り上がりを見せた。

最後は「スバルファミリー全員で2021シーズンもみんなで笑顔になれるように頑張ります」というコメントとともにイベントは締められた。

《雪岡直樹》

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