TOYOTA GAZOO Racingは1月4日、現在開発中の新型ハイパーカー、『GRスーパースポーツ』(仮称)を1月15日、初公開すると公式ツイッターを通じて発表した。
GRスーパースポーツは、2018年と2019年のルマン24時間耐久レースで総合優勝を果たした「TS050ハイブリッド」をベースにしたロードカーだ。TS050ハイブリッドは2016年のデビュー以来、優勝を達成するだけでなく、最速ラップタイム更新やコースレコードの樹立など、ルマン24時間耐久レースで数々の歴史を作ってきた。この過程で得たノウハウが、新型ハイパーカーのGRスーパースポーツの開発に生かされる。
GRスーパースポーツは、モータースポーツを通じて、もっといいクルマづくりに取り組むTOYOTA GAZOO Racingの理念を具現化したクルマとなる。また、TOYOTA GAZOO Racingのレース活動と、GR製品の密接な関係を示す象徴でもあるという。
TOYOTA GAZOO Racingは1月15日、この新型ハイパーカー、GRスーパースポーツを初公開する予定だ。一部スペックも公表されており、パワートレインは4WDのレーシングハイブリッドで、最大出力は680ps。車両重量は1030kgに抑えられ、ミシュラン製タイヤを装着する。
トヨタの新型ハイパーカー「GR スーパースポーツ」(仮称)のプロトタイプなおトヨタは、GRスーパースポーツがル・マン直系の市販車になる、としている。トヨタの新型ハイパーカー「GR スーパースポーツ」(仮称)のプロトタイプWith11days to go until we launch our new Hypercar, let's take a look at some specs@FIAWEC @24hoursoflemans #TOYOTAGAZOORacing @Michelin #PushingTheLimitsForBetter pic.twitter.com/FXlDvk0uJK
— TOYOTA GAZOO Racing WEC (@Toyota_Hybrid) January 4, 2021