年末年始の大雪、予防的通行止は17区間 NEXCO3社実績

予防的な通行止め実施
予防的な通行止め実施全 2 枚
NEXCO東日本など、高速道路3社は1月5日、年末年始の大雪での対応状況を発表した。

2020年12月30日から2021年1月3日にかけて、強い冬型の気圧配置に伴って北日本から西日本にかけての日本海側を中心に広い範囲で大雪となった。NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の高速道路3社は通常の除雪作業に加え、交通への影響の最小化を目的とした予防的通行止めによる集中除雪などを実施した。

現場従事者の情報も含め降雪状況・路面状況を確認し、道路管理者と情報共有・調整した上で、17区間で予防的通行止めにより集中的な除雪作業を実施し、交通への影響の最小化を図った。

高速道路に並行する一般道路の道路管理者4機関とリエゾン派遣を実施するなど、降雪や交通状況を相互に共有し、円滑に予防的通行止めや応援調整を実施した。

SA、PAなどで冬タイヤやチェーン装着の要請を106カ所で実施した。また、通常の道路状況監視に加えパトロールを強化し、さらに滞留車両確認用ドローン59台を事前に配備した。

大雪予測を踏まえ、社内、他高速道路会社、各地方整備局からの除雪機械7台の応援体制を構築したほか、急勾配箇所の近くなど、175カ所にトラクターショベル、レッカー車両などの救出用車両を事前に配備した。

このほか、降雪見通しを踏まえて通行止め実施の可能性がある区間を公表するなどした。

事前に注意喚起したことなどから期間中、立ち往生の発生など、大きな混乱はなかった。

《レスポンス編集部》

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