高速道路の通行止め、12路線14区間---10日にかけて大雪のおそれ

大雪などによる通行止めの可能性がある区間
大雪などによる通行止めの可能性がある区間全 2 枚

1月7日からの、日本海側における大雪による高速道路の通行止めは、NEXCO東日本管内で4路線5区間(9日18時00分現在)、NEXCO西日本管内で8路線9区間(9日19時00分現在)となっている。

国土交通省によると有料道路の通行止めは7路線、直轄国道は2路線で、国道8号の新潟県上越市国府で滞留がある(9日15時30分現在)。

今後も強い降雪が予測されており、高速道路各社では、車による不要不急の外出を控えるよう、協力を要請している。高速道路上では、自力走行不能車両が1台でも発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながるおそれがある。

やむをえず出かけるさいには、出発前に最新の気象予報・道路交通情報を確認し、早めにタイヤチェーンを装着するよう呼びかけている。また高速道路の不通区間の迂回について、並行する国道も通行止めになる可能性がある、とする。また運送事業者および荷主企業向けにも、広域迂回や運送日の調整を働きかけている。

通行止め状況および通行止め可能性区間通行止め状況および通行止め可能性区間

国交省によるとバスの運休状況は、高速バスの67社203路線が運休、8社9路線が一部運休、路線バスの37社210路線が運休、14社36路線が一部運休(9日14時00分現在。

同じく国交省によると鉄道関係では、運転を見合わせている路線は15事業者44路線(9日15時00分現在)となっている。

気象庁が9日14時00分現在で発表した気象状況では、日本付近は強い冬型の気圧配置となっているという。この気圧配置は10日頃にかけて続き、上空に強い寒気が流れ込む見込みだ。今後10日頃にかけて、北日本から西日本の日本海側では山地と平地で、太平洋側では山地を中心に、大雪が続く。とくに北陸地方では10日朝にかけて断続的に強い雪が降り、短時間で降雪量の多くなるおそれがあるという。四国や九州の平地でも大雪となるおそれ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  2. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  3. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  6. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  7. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  8. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  9. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  10. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
ランキングをもっと見る