メルセデスベンツ世界販売、日本は6年連続で輸入車首位 2020年

メルセデスベンツ GLE クーペ 新型
メルセデスベンツ GLE クーペ 新型全 6 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月8日、2020年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は220万2578台。前年比は10.3%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、10年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数220万2578台のうち、ブランド別では、メルセデスベンツが216万4187台を販売した。前年比は7.5%減とマイナスに転じた。

市場別では、欧州が78万4183台にとどまり、前年比は16.4%減と2年ぶりに減少した。このうち、地元ドイツは28万6108台を販売し、前年比は10.1%減と、7年ぶりに前年実績を下回る。中国は2020年、77万4382台を販売し、前年比は11.7%増と、プラスを維持した。米国は27万4916台。前年比は13%減と、2年ぶりのマイナスとなった。

日本は2020年、5万7041台を販売した。前年比は14.3%減と、3年連続で前年実績を下回ったものの、輸入車のブランド別販売台数において、6年連続で首位に立った。

2020年のメルセデスベンツブランドの車種別の世界販売実績では、小型車の『Aクラス』、『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』、『GLBクラス』が、合計で約69万1000台を販売した。前年比は3.6%増と、2年連続で前年実績を上回った。

SUVは2020年、合計でおよそ88万5000台を販売した。78万3700台を販売した。前年比は12.9%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。『GLC』が約32万台を売り上げ、引き続き最量販SUVに。『GLE』は前年比32.3%増、『GLS』も21.1%増と伸びている。

《森脇稔》

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