ブリヂストンは1月13日、SUV専用高性能タイヤ『ALENZA001』について、トレッドの一部が剥がれるおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2020年10月29日~10月31日に製造された43本。
対象製品は、タイヤ成型機において、ベルトカット装置の管理が不適切なため、装置の部品の一部が破損し、破損した部品がトレッド部に混入したものがある。そのため、そのまま使用を続けると、最悪の場合、トレッドの一部が剥がれるおそれがある。
改善措置として、タイヤサイド刻印を確認し対象タイヤの場合は、良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。生産工場からの情報によりリコールを届け出た。