VWグループの電動車世界販売、3倍に増加 2020年

フォルクスワーゲン ID.3
フォルクスワーゲン ID.3全 7 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は1月13日、2020年の電動車(EVやプラグインハイブリッド車)の世界新車販売の結果を発表した。アウディやポルシェなどを含めた総販売台数は約42万2100台。前年実績に対して、約3倍と増加している。

全販売台数42万2100台の内訳は、EVが23万1600台となり、前年に対して214%の伸び。プラグインハイブリッド車(PHV)は19万0500台を売り上げ、前年比は175%増と伸びた。

EVでは、フォルクスワーゲン『ID.3』が5万6500台で最量販車に。以下、アウディ『e-tron』シリーズが 4万7300台、フォルクスワーゲン『e-ゴルフ』が4万1300台、フォルクスワーゲン『e-up!』が2万2200台、ポルシェ『タイカン』が2万台で続いた。

PHVでは、フォルクスワーゲン『パサート』が2万7200台で最も売れた。以下、アウディ『Q5』が2万3500台、ポルシェ『カイエン』が2万1500台、シュコダ『スペルブ』が1万6400台、フォルクスワーゲン『ゴルフ』が1万5200台だった。

西ヨーロッパではEVとPHVの人気が高く、グループ全体の出荷の10.5%を占めている。これは、2019年の1.9%に対して、大幅な増加。ドイツ本国ではこの割合は11.6%となり、2019年の1.5%から伸びている。

《森脇稔》

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