オートエクゼは早くも MX-30 のチューン版を、ロードスターむけ最新キットも…東京オートサロン2021

オートエクゼ:マツダMX-30用DR-06
オートエクゼ:マツダMX-30用DR-06全 16 枚

マツダ車専門のチューナー、オートエクゼは、東京オートサロン2021バーチャルオートサロンで、新発売の『ロードスター』用チューニングキット「AutoExe ND-06S」や、『MX-30』のカスタムキット「AutoExe DR-06」を展示した。

AutoExeND-06Sは、現行ロードスター(ND)に、高限界の性能を求める硬派にむけたカスタムキット。「許し得る限界ギリギリまで快適性を削ぎ落し、そのマージンを運動性能へ転化した」というモデル。

その特徴は、荷重移動時にタイヤのグリップを最大限に活かすべく、低重心化。ロール剛性を200%以上強化し、操舵に瞬時に反応するきわめて俊敏な特性へとチューンした点。

ブレーキは高負荷に耐えられるよう、ローター適正温度をノーマルの約2倍、800度まで高めた。また、積極的に外気を取り入れ効率よく排出する吸排気系と、シートをはじめとする操作系を調整。ワイド&ソリッド感を表現した新スタイリングキットなど、車種発想にもとづくコンプリートチューニングを貫いた。

そのコア部分が、低重心と高ロール剛性をテーマに開発したクラブスポーツサス・キット。ワインディングやサーキットをフルスロットルで駆け抜けるといったハードな状況下でも、正確な操作性をキープすべく、バネ定数と減衰特性を徹底して鍛え上げたという。

基準車高は-30mm。ダンパーは、高負荷時の熱変換能力と、減衰特性の変化が少ないモノチューブ式を採用。そこに組み合わせるスプリングは、バネ定数がリニアに立ち上がる直巻きタイプを採用した。

こうした足回りのチューニングで、可能な限り高ロール剛性なスペックとし、「スピードレンジを問わず変化感の高いソリッドな運転感覚」に仕立てている。

また、デビューしたばかりのMX-30(DR)がベースの、開発中AutoExeDR-06 は、スポーティで高品位な乗り味にチューニング。『RX-7』『RX-8』やロードスターに対応したストリートスポーツサスキット、ストリートスポーツブレーキパッドなどをさっそくMX-30に組み入れ、RAYS『GL AZURE 57ANA』ホイールとブリヂストン『TURANZA T005A』を組み合わせた足を装着した。

さらに、エンジン系では、ラムエアインテークシステム、インテークサクションキット、スポーツオイルフィルター、オイルフィラーキャップ、オイルレベルゲージグリップ、フューエルキャップカバー、そしてストラットタワーバー、フロアクロスバー、メンバーブレースセット、モーションコントロールビームといった剛性系パーツも組み入れている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る