ドゥカティの最量販モデル『モンスター』、生産35万台…約30年で達成

ドゥカティが顧客に引き渡した35万台目のモンスター
ドゥカティが顧客に引き渡した35万台目のモンスター全 3 枚

ドゥカティは1月15日、『モンスター』(Ducati Monster)の生産台数が累計35万台に到達した、と発表した。

写真:ドゥカティ・モンスター

モンスターは、ドゥカティの歴史の中で最も多く販売され、最も長く販売されてきたモーターサイクルだ。ドゥカティは1992年、スーパーバイクのシャシーを採用し、フェアリングや走るために必要のないすべての要素を排除した初代『モンスターM900』を発表した。このモデルの発売により、ドゥカティはモーターサイクル市場に「スポーツネイキッド」と呼ばれる新しいセグメントを生み出したと自負する。

モンスターは約30年にわたって、テクノロジーの面やデザインの面で進化を続けてきた。新しい熱狂的なファンを生み出すという基本的なコンセプトを守ってきたという。『モンスター600』から、第2世代の『696』や『1100』、4バルブバージョンから、最近の『797』、『821』、『1200』に至るまで、モンスターは、ドゥカティとブランドの成功に貢献してきた。

2020年12月、ドゥカティは新型モンスターを発表した。新型モンスターは、1992年の初代モンスターからヒントを得たモデルで、軽量ボディ、スーパーバイク由来のフレーム、スポーティでロードユースに適したエンジンを搭載している。

このモンスターの生産台数が累計35万台に到達した。35万台目となったのは、『モンスター1200 S』の「Black on Black」。ドゥカティのクラウディオ・ドメニカーリCEOとドゥカティ・スタイル・センターのアンドレア・フェラレージ責任者は、このモデルを注文したセバスチャン・フランソワ・イヴ・エルヴェ・デ・ローズ氏をドゥカティ本社に招待し、直接納車した。

この記念すべきモーターサイクルは、「350000」の数字が刻印されたプレートで飾られ、クラウディオ・ドメニカーリCEOが署名した生産証明書と、デザイナーのアンジェロ・アマートが署名したモンスターのスケッチとともに、オーナーに手渡されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雪道での長時間立ち往生に備えた防災寝袋、 冬の車中泊にも…ベアーズロックが開発
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. ダムド、レトロな新作カスタムカー4台を展示へ!『ジムニーノマド』向け新作パーツの先行予約も…東京オートサロン2026
  4. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る