BMWが電動車の世界販売を50%以上拡大、EVは倍増へ 2021年計画

BMW iX
BMW iX全 10 枚

BMWグループ(BMW Group)は1月15日、2021年にEVやプラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車両の世界新車販売台数を、50%以上増やすと発表した。

BMWグループは現在、世界74の市場において、電動車を13モデルラインナップしている。2020年の電動車の世界新車販売台数は過去最高の19万2646台。前年比は31.8%増とプラスを維持した。

BMWグループは2023年までに、電動車のラインナップを2倍とし、25モデルに拡大する計画だ。これらの半分以上は、フルEVとなる。フルEVに関しては2021年、販売を倍増させることを目指している。2020年のMINI 『クーパーSE』とBMW『iX3』の導入に続いて、2021年にはドイツ・ディンゴルフィング工場で『iX』、ミュンヘン工場で『i4』の生産を開始する予定だ。

BMWグループの電動車両には、「i」ブランドのEVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)の『i3』と、PHVスポーツカーの『i8』がある。

また、BMWブランドでは、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X3』、『X5』などにPHVを用意している。

さらに、MINI『クロスオーバー』には、プラグインハイブリッド車(PHV)として、MINI 『クーパー SE ALL4』を設定する。ハッチバックベースのピュアEV、クーパーSEも用意している。

《森脇稔》

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