ジャガーの名車『Dタイプ』のレース初勝利に敬意、Fタイプ に限定車 3月英国発売

専用のフレンチレーシングブルーのボディカラー

エボニー内装にブラックアクセント

2.0リットルターボと5.0リットルV8を用意

ジャガー Fタイプ のランスエディション
ジャガー Fタイプ のランスエディション全 18 枚

ジャガーカーズは1月18日、ジャガー『Fタイプ』(Jaguar F-TYPE)の「ランスエディション」を英国本国で発表した。英国向けに150台が限定生産され、3月に発売される予定だ。

写真:ジャガー Fタイプ のランスエディション

専用のフレンチレーシングブルーのボディカラー

「ランス」はフランス北部に位置する都市で、大規模なシャンパン醸造施設があることで知られている。Fタイプのランスエディションは1954年、ランスで開催された12時間耐久レースにおいて、ジャガーの名車『Dタイプ』が初勝利を収めたことに敬意を示したモデルだ。この勝利をきっかけに、ジャガーのモータースポーツにおける黄金時代が始まり、Dタイプはその後のすべてのジャガーのスポーツカーに、影響を与え続けてきたという。

ジャガーは当時、Dタイプを100台製作する予定だったが、完成したのは75台だった。Dタイプは直列6気筒ガソリンの「XK」エンジンを搭載。1955~1957年にかけて、ル・マン24時間耐久レースにおいて、3回の優勝を果たしている。

Fタイプのランスエディションは、クーペボディのみがラインナップされる。エクステリアは、専用のフレンチレーシングブルーのボディカラーで仕上げられた。「エクステリアブラックパック」が標準装備されており、ベント、ジャガースクリプトとリーパー、グリルサラウンド、20インチの5スプリットスポークアルミホイールは、グロスブラックで統一されている。ジャガー Fタイプ のランスエディションジャガー Fタイプ のランスエディション

エボニー内装にブラックアクセント

インテリアは、エボニー基調とした。「インテリアブラックパック」として、ドアスイッチ、ドアハンドル、インストルメントクラスターフィニッシャーなが、グロスブラックで仕上げられる。パノラマルーフ、ヒーター付きシートが装備された。「クライメートパック」として、2ゾーンのクライメートコントロール、ヒーター付きステアリングホイール、ヒーター付きフロントガラスがセットされている。

ドライバー正面には、12.3インチのカスタマイズ可能なHD TFTインストルメントクラスターを装備した。フル地図モードを含めて、さまざまな表示が切り替えられる。スポーツカーらしく、通常表示は大型のタコメーターだ。スポーツ走行時には、シフトアップを促すインジケーターが付く。

最新の「Touch Pro」インフォテインメントシステムは、Apple「CarPlay」に対応する。「スマートフォンパックは、グーグルの「Android Auto」とバイドゥの「CarLife」と連携する。ジャガー Fタイプ のランスエディションジャガー Fタイプ のランスエディション

2.0リットルターボと5.0リットルV8を用意

「P300」の2.0リットル直列4気筒「INGENIUM」ガソリンターボエンジンは、最大出力300ps/5500rpm、最大トルク40.8kgm/1500~4500rpmを発生する。トランスミッションは8速ATで、駆動方式は2WD(FR)。0~100km/h加速5.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

「P450」の5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力450ps/6000rpm、最大トルク59.1kgm/2500~5000rpmを引き出す。トランスミッションは8速ATで、駆動方式は2WD(FR)。0~100km/h加速4.6秒、最高速285km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

英国本国でのベース価格は、P300が5万8950ポンド(約835万円)、P450が7万1450ポンド(約1010万円)と発表されている。英国向けに150台が限定生産され、3月に発売される予定だ。ランス12時間耐久でチェッカーを受けるジャガーDタイプ(1954年)。運転席はケン・ウォートン、組んだのはピーター・ホワイトヘッド。ランス12時間耐久でチェッカーを受けるジャガーDタイプ(1954年)。運転席はケン・ウォートン、組んだのはピーター・ホワイトヘッド。

《森脇稔》

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