シートは幅広の抗菌・抗ウイルス対応デュアルタイプ…京急が春からコロナを念頭にした新車を投入

1000形モデルチェンジ車のイメージ。従来の1000形とは異なり、貫通扉が中央に配される。1000形としては、ステンレス製車体となった2007年製造車から廃止された、前面展望可能な乗務員室後方のシートが復活する。
1000形モデルチェンジ車のイメージ。従来の1000形とは異なり、貫通扉が中央に配される。1000形としては、ステンレス製車体となった2007年製造車から廃止された、前面展望可能な乗務員室後方のシートが復活する。全 11 枚

京浜急行電鉄(京急)は1月20日、1000形のモデルチェンジ車を春から順次投入すると発表した。

【画像全11枚】

これは、座席指定列車や貸切イベント列車での運用を念頭にしたもので、4両編成2本計8両(1891-1~1891-4、1892-1~1892-4)が登場する予定。

座席にはロングシートとクロスシートを切り替えることができる、自動回転式のデュアルシートが採用され、各座席に電源コンセントも装備。また、シート地には抗菌・抗ウイルス処理が施され、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制。換気については暖房と外気導入空調との両立を実現し、冬季においても安心かつ快適な車内環境を提供するとしている。

このほか、フリースペース(2・3号車)や車椅子スペース(1・4号車)、防犯カメラ(各車3台)、京急車としては初となるバリアフリー対応の洋式トイレ(2号車)も設置される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「カッコよすぎ!」改良版レクサス『IS』お披露目にSNS興奮!「セダンを出し続けてくれて感謝」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る