軽自動車への買い替えで「年間8万3000円の節約」に成功---維持費の内訳[マネーの達人]

軽自動車への買い替えで「年間8万3000円の節約」に成功---維持費の内訳[マネーの達人]
軽自動車への買い替えで「年間8万3000円の節約」に成功---維持費の内訳[マネーの達人]全 1 枚

新型コロナウイルスの影響で公共交通機関に不安を感じ、マイカー購入を検討している人も多いのではないでしょうか。


わが家は自家用車がないと移動が不便な田舎にあるため、夫婦各々で車を所有しています。

マイカーを所有するということは、お金を貯めて車を購入したら終わりというわけではなく、その後の年間維持費がかかりるということです。

出産を機に普通車から軽自動車に買い替えたところ、年間の維持費が大幅に節約できました。

軽自動車への買い替えで「年間8万3000円の節約」に成功した筆者の「維持費の内訳」

自動車にかかる年間維持費の内訳


「自動車は買うだけではなく維持費にもお金がかかる」と言われますが、実際には毎月かかる費用と、年に1回だけかかる費用があります。

一般的な維持費の内訳は次のような項目です。

毎月かかる費用


・ ガソリン代
・ 洗車代
・ 任意保険(年払いも可能)

年に1回かかる費用


・ 自動車税
・ 車検(毎年ではない)
・ メンテナンス費(部品交換など)

筆者の場合には自宅・職場に駐車場があるため駐車場代は算出していませんが、有料駐車場を使用している場合にはその費用も計算しておく必要があります。

普通自動車と軽自動車の年間維持費の比較


では、普通自動車と軽自動車の実際の年間維持費を比較してみましょう。

普通自動車の年間維持費(筆者の場合)


【ガソリン代(燃費17.0km/L)】
月7,600円 × 12か月 = 9万1,200円

【洗車代】
月1,000円 × 12か月 = 1万2,000円

【任意保険料】
月5,600円 × 12か月 = 6万7,200円

【自動車税】
3万4,500円

【車検代(法定費用含む)】
約8万円

【メンテナンス費】
約1万円

【合計】29万4,900円

軽自動車の年間維持費(筆者の場合)


【ガソリン代(燃費24.0km/L)】
月5,400円 × 12か月 = 6万4,800円

【洗車代】
月1,000円 × 12か月 = 1万2,000円

【任意保険料】
月4,500円 × 12か月 = 5万4,000円

【自動車税】
1万800円

【車検代(法定費用含む)】
約6万円

【メンテナンス費】
約1万円

【合計】21万1,600円

普通自動車から軽自動車に買い替えたことで維持費を年間8万3,300円も節約できました。

自動車税や車検などの高額出費の差が大きく、任意保険の保険料も軽自動車にすることで年間1万円以上節約できました。

また、ガソリンスタンドで手洗いの洗車をする場合には車体が小さくなるにつれて金額が安くなります。

前述の比較ではメンテナンス費を一律で表記していますが、軽自動車用の部品のほうが安価なものが多いのでメンテナンス費を抑えられる場合が多いのです。

さらに燃費によってガソリン代に大きな差が出るので、マイカー購入の際は燃費の良し悪しも考慮しておく必要があります。

車検代や洗車代にも差が出る

乗る頻度が低いなら借りるという選択もある


駐車場代がかかる場合や自動車に乗る頻度が低い場合には車を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。

車を借りる方法には次の3つがあります。

1. カーリース


自分専用の車として年単位で賃貸契約を結びます(月単位のサービスもあり)。

車両購入費の頭金が用意できない場合やずっと所有するつもりはないがコロナウイルスの流行中だけマイカーを必要とする場合にはピッタリです。

2. レンタカー


数時間から数日単位で車をレンタルします。毎月の基本料はなく、借りたい時だけ借りられるのが特徴です。

旅行や帰省で車を使用したい場合に向いているサービスです。

3. カーシェアリング


事前に登録をして、1台の専用車を不特定多数の利用者と共有します。

短時間の利用の場合には比較的料金が安く、借りた場所まで必ず車を返却する必要があるのが特徴です。

数時間程度の買い物などで定期的に車が必要な場合に向いています。

自分に合ったカーライフ


新型コロナウイルスが流行して、生活様式や働き方に大きな変化が訪れています。マイカー購入は、車体本体もその後の維持費も大きな出費になります。

抑えられるところは節約して、自分に合った快適なカーライフを送ってください。(執筆者:川井 奈央)

軽自動車への買い替えで「年間8万3000円の節約」に成功した筆者の「維持費の内訳」を公開

《川井 奈央》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「このご時世でも価格は据え置き!」31万円台で発売の125ccラグジュアリースクーターに熱視線
  2. メルセデスベンツの次世代高級ミニバン、『VLS』と『VLE』として市販化へ
  3. 『ディフェンダー』に2026年モデル、新ヘッドライトと大型タッチスクリーン採用
  4. 3列シートの「マッスルSUV」米国での人気が加速!2026年は「V8」主力に大刷新
  5. 「走るため」に生まれたデザイン、HKS『GRヤリスGen2』専用エアロパーツが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 三菱『エクリプスクロス』次期型、初のEVを欧州投入へ
  5. トヨタが新型アウトドア系BEV『bZ Woodland』発表、日本では2026年春頃発売へ
ランキングをもっと見る