東京駅周辺の最新屋内電子地図、国交省が公開…民間ナビアプリ開発を促進

東京駅グランスタ地下北口改札
東京駅グランスタ地下北口改札全 3 枚

国土交通省は1月27日、屋内外の測位環境を活用した民間サービスの創出を促進するため、東京駅周辺の最新の屋内電子地図をG空間情報センターで公開したと発表した。民間企業による屋内ナビゲーションアプリ開発を支援する。

国土交通省では、外国人や高齢者、障害者を含む誰もが、屋内・屋外を問わずシームレスに目的地へ円滑に移動できる社会の実現に向けて「高精度測位社会プロジェクト」を展開している。プロジェクトでは、関係者の協力を得て、屋内電子地図や屋内測位環境を整備している。これを活用した屋内外シームレスなバリアフリーナビゲーションサービス、災害時の情報共有サービスなどの実証実験を実施するとともに、整備した屋内電子地図をG空間情報センターで公開してきた。

今回、屋内電子地図を活用したサービス創出を促進するため、昨年8月に新設された東京駅グランスタ地下北口改札を反映した最新の東京駅周辺の屋内電子地図を公開した。日本最大級の地下空間・東京駅を中心とした東西約1km、南北約2kmの範囲を対象に整備した。サービスの基盤となる屋内電子地図として、通路、階段、トイレなどのデータを含み作成しており、通路の段差や勾配を含む屋内ネットワークデータを利用して段差を回避したバリアフリールート検索などのサービスも開発できる。

これまでプロジェクトの成果を活用した民間事業者によるサービスが実装され始めている。

《レスポンス編集部》

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